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81件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-05-09 第193回国会 参議院 法務委員会 第10号

この理由でございますが、まず、個人事業を営んでいる場合には、その個人財産がその事業に供され、かつその利益はその個人に帰属することとなるわけですが、その個人事業主婚姻しておりますときは、事業に供した個人財産及び個人が得た利益は、これはもちろん夫婦別産制前提ではございますが、その配偶者とともに形成した夫婦共同財産であると評価され得るものでございます。  

小川秀樹

2017-04-25 第193回国会 参議院 法務委員会 第9号

答弁も理解できるところはありますが、やはり共同して事業を行う配偶者事業に従事しているのみの配偶者というのは、いろいろな事情の違いもあると思いますし、そもそも民法夫婦別産制というような基本でございますので、この点についても今後の実情を照らしながら慎重に検討も含めて、いろいろ御検討いただきたいなというところであります。  

元榮太一郎

2017-02-22 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号

特にフランスでは、一定の財産夫婦共通財産とする法定共通制を採用していますし、ドイツでは、これは夫婦で別の産制というのをとってきておりますので、ともに世帯単位の課税ということになっているのだと思うんですが、世帯内に所得の低い配偶者が存在する場合、そうでない場合に比べて税負担が軽減される仕組みになっているということなんだと思っております。

麻生太郎

2012-03-06 第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号

このN分N方式我が国の場合には夫婦別産制でございます。それから、N分N乗という計算の仕方になりますので、どちらかというと片働きの、累進制度のもとでは、高額の所得者に有利になるといったような面もございますので、そういった点も含めて、今後幅広い観点から議論を要する御提案だというふうに受けとめております。

古谷一之

2006-03-23 第164回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

何かアメリカでもあるようでございますが、昔のフランス植民地として発展した州はこの夫婦共有財産みたいのが残っていて、その影響でこういうN分N方式があるように聞いておりますが、やはり相当家族制度といいますか、そういうものと結び付いた議論でございますので、我が国はやはり夫婦別産制というものを取っている。

谷垣禎一

2004-04-22 第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

夫婦の同意も得ず国が一律に年金分割するのは、民法夫婦財産制憲法の……(発言する者あり)財産制の中に別産制があります。夫婦財産制憲法財産権の問題が出てくるのではないかというふうに思います。  それから六番目が、年金目的消費税であります。  消費税年金費用だけに充てるのは、私は問題ではないかと思っております。

堀勝洋

2002-08-08 第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

日本夫婦別産制という、建前はそうなんですけれども、政府は、男性の生産性を上げるために、男の人が外に働きに行って女の人は家にという二人で一人前にする税制度を作ったわけですね。これが性別役割分業といって、これは差別なんですね。この差別制度化されたものが配偶者控除配偶者特別控除というふうに考えています。  

田嶋陽子

2002-06-06 第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号

日本夫婦別産制なんですけれども、この性別役割分業があるせいで女性自分財産ができない。それでも、均等法作っていただいたおかげで、女性が、今、総理がおっしゃったように働けるようになりましたから、女性たちはやっと自分のものを、お金を手に入れるようになったわけですね。  でも、結婚制度というのは差別制度化であって、植民地制度化というふうに考えてくださるとよく分かると思います。

田嶋陽子

2001-10-30 第153回国会 参議院 内閣委員会 第4号

それがパート労働の多さということにもなってくるわけですが、それと財産没収ということは、日本夫婦別産制なんですけれども、現実には女の人たちが十二分に働けないという状況では、そこもまた一つ、せっかくいい制度なんですけれども生かされないという状況にありまして、今の夫婦別一つとっても、もしそのまま残しておくならまさに日本国内における男女間の植民地制度というふうに私は定義しています。

田嶋陽子

2001-04-06 第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号

しかしながら、我が国において、夫婦結婚期間中に取得した財産の半分は妻のものかどうかということが果たして定着をしているのかどうかということもありますし、あるいは現行民法夫婦別産制となっている、あるいは離婚時の妻の財産権は個別の事情に応じて司法手続で行われるというようなことを踏まえると、なかなか難しい問題も課題もあるなと思っております。  

桝屋敬悟

2001-03-01 第151回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号

個人年金権の確立という観点から、基礎年金に加えて二階部分も例えば年金権分割すべきではないか、こういう御意見もあるわけでありますけれども、この年金権分割については、我が国においては、夫婦結婚期間中に取得した財産の半分は妻のものだという考え方がなかなか定着しているとは言えない、それから、現行民法夫婦別産制をとっておりまして、妻の財産権は個別の事情に応じて司法手続を通じて調整をされるというようなこともあるわけでありまして

桝屋敬悟

2000-03-07 第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号

○国務大臣(丹羽雄哉君) 基礎年金部分は、これはもうそういうことで、六十年の改正で女性年金権というのは確立されておるわけでございますが、その上の部分でございますけれども、この年金権分割することにつきましては、現行民法の中においては夫婦別産制というものをとっております。また、離婚後の妻の財産権というものが個別の事情に応じてさまざまな形で現に調整されておるわけでございます。  

丹羽雄哉

1999-11-19 第146回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

そういたしますと、民法上の取り扱いというのは夫婦別産制になっております、民法取り扱いとの整合性をどう考えるか、こういった問題があるわけでございます。  それから、税制ということになりますと配偶者控除がございます。これが今、三号の方でも、百三十万以上の所得になりますと一号として国民年金保険料を納めなければいけない、こうなるわけでございます。

矢野朝水

1999-11-19 第146回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

石毛委員 速やかに検討会は設置するという御答弁、それはそれでありがたい御答弁だと思いますけれども、例えば離婚時の年金権分割に関しては、民事法制にかかわる、民法夫婦別産制とのかかわりの解決というような御指摘がありました。税制配偶者控除との関連等々の御指摘をいただいたわけでございます。  

石毛えい子

1995-03-16 第132回国会 参議院 農林水産委員会 第6号

ただ、現行の別産制原則とする夫婦財産制のもとでも、一方の所有に属する農地を、これを他方との共有にするという手段は、これはございます。二つあります。  一つは、婚姻の際にそれぞれの財産の帰属をどうするかということを契約によって決めるということであります。いわゆる夫婦財産契約と言われるものでございまして、この内容は原則として自由であります。

小池信行

1992-12-09 第125回国会 参議院 逓信委員会 第1号

それからさらに、夫婦二人合わせてというふうにおっしゃるわけでございますが、これは所得が同じようになっている場合にそういうことが起こるのかなというふうに思っておりまして、夫婦別産制と申しますか、そういうふうな状況の中で、単純にこれを二倍するというのはどんなものかというふうにも思っております。  

山口憲美