1984-09-04 第101回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
要するに、生鮮消費にはおのずと限界があるというふうに思われます。それで食用利用を促進するためにはどうしても水産加工を促進して、消費者のニーズに合った形で供給するということが大事なのじゃないかというふうに思いまして、食用利用を促進するための設備資金及び運転資金について水産加工施設資金、水産加工経営改善強化資金、これらの資金を融通する、あるいは主要水揚げ地における流通加工施設の総合的な整備を行う。
要するに、生鮮消費にはおのずと限界があるというふうに思われます。それで食用利用を促進するためにはどうしても水産加工を促進して、消費者のニーズに合った形で供給するということが大事なのじゃないかというふうに思いまして、食用利用を促進するための設備資金及び運転資金について水産加工施設資金、水産加工経営改善強化資金、これらの資金を融通する、あるいは主要水揚げ地における流通加工施設の総合的な整備を行う。
つまり、今後は生産地の仕向け段階におきましても、冷凍の占める比重が飛躍的に増加するであろうということ、それから生鮮消費における冷凍魚の比重がますます大きくななるであろうということ、それから加工形態の消費が一そう促進されるであろう、以上の三点が著しい特徴として認められるわけでございますから、この新しい傾向に即して、当然に魚価安定に果たすべき冷蔵庫の機能をどのように考えていくかという問題が、構造的な見地
また、その市場面につきましては、国内においては生鮮消費の持つおのずからなる限度と、加工消費におきます魚肉ソーセージ需要の頭打ち等が見られまして、一方輸出面におきましては最近の米国マグロ漁業の好調と、カン詰製品の在庫増大等から、急激な対米相場の低落を見ております。また一方、欧州方面では対日輸入ワクを設定する等、さらには東部太平洋におきますキハダ漁獲の国際的規制等が具体化しております。