1974-03-28 第72回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号
その彼が生野イ病を審査する重責を負っておることは、これは明白であります。その彼が、イタイイタイ病そのものの存在を否定する学説に立ち、かつその立場で審査に臨むということになると、事は重大です。 〔土井委員長代理退席、委員長着席〕 これではこのイ病の審査どころか、イ病があらわれるのを押えにかかっておるのと同じことだと思うのです。
その彼が生野イ病を審査する重責を負っておることは、これは明白であります。その彼が、イタイイタイ病そのものの存在を否定する学説に立ち、かつその立場で審査に臨むということになると、事は重大です。 〔土井委員長代理退席、委員長着席〕 これではこのイ病の審査どころか、イ病があらわれるのを押えにかかっておるのと同じことだと思うのです。
○木下委員 次は、生野イ病問題に対する兵庫県の態度でありますが、これは終始一貫否定の立場を固執しております。これまで再三、再四にわたって生野イ病を否定する言明を行なってきました。新たな患者が発見されましても、あるいは住民が訴えましても、あるいは地元をはじめとする良心的硬医師や専門家会議などが科学的な調査結果を明らかにして問題提起をしましても、生野イ病を頑強に否定し続けてきました。