1985-04-10 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
時間が長くなりますから中身は申し上げませんが、箱当たりの収繭量が昭和二年の場合に二十三キロしかとれなかったものが、昭和五十二年で私が調査をしたわけですが、三十一キロというふうにもなっておりますし、それから生糸量歩合は昭和二年のころに一〇・四二であったものが、今五十二年が一八・七七というような数字になっておりますのは、これはかなり蚕の品種改良というものの成果であるというふうに思っています。
時間が長くなりますから中身は申し上げませんが、箱当たりの収繭量が昭和二年の場合に二十三キロしかとれなかったものが、昭和五十二年で私が調査をしたわけですが、三十一キロというふうにもなっておりますし、それから生糸量歩合は昭和二年のころに一〇・四二であったものが、今五十二年が一八・七七というような数字になっておりますのは、これはかなり蚕の品種改良というものの成果であるというふうに思っています。
それは「繭検定所を充実し、生糸量歩合の成否を容易に判断せしむるため、繭層量、屑物重等を記載するとともに選除繭の内容を明らかにし、その価値判断ができるものとすること。第二点は採点格付方法は全面改正し、容易に繭価格算定資料に用い得るよう等級差を定めるここ。」これは昭和二十八年に全国の養蚕農民の要望に従って、日本の協同組合の、しかも権威ある全国大会において採択をし、これを当局に迫っておるのであります。
○石井参考人 糸歩だけといっても、検定はほかの項目がたくさんあるわけでありますが、繭層量歩合の問題は主として糸歩に関連がありますので申し上げたのでありますが、これはお説の通り繭層量歩合イコール生糸量歩合プラスくず物量ということに一応はなるわけであります。
○石井参考人 検定証に対して繭層歩合の表示並びにその検定の際のくず物量の記載という御質問でございますが、この点につきましては、私技術者といたしまして、生糸量歩合と繭層歩合の並記ということは、そう強く取り扱わなくてもいい、生糸量歩合で十分に算定し得る、またくず物量歩合の表示でありまするが、これも生糸量歩合この関連性でありますが、その技術のり拙から生糸量歩合が多くなり、少くなるということになるわけでありますが