1995-03-15 第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第4号
○説明員(瀧倉昭君) 原料を所管する立場として、ただいまの先生の御指摘の製品輸入の問題でございますけれども、国内で絹織物なりの形で消費をされておりますものは生糸換算して三十六万俵というふうな数字になっております。
○説明員(瀧倉昭君) 原料を所管する立場として、ただいまの先生の御指摘の製品輸入の問題でございますけれども、国内で絹織物なりの形で消費をされておりますものは生糸換算して三十六万俵というふうな数字になっております。
○大河原国務大臣 現在は御案内のとおり糸価の低落あるいは絹製品全体の輸入の激増等から、我が国の繭を使った生糸の生産は国内の全体の絹需要の生糸換算から二割程度に落ち込んでおることはただいまお話しのとおりでございます。しかしながら、やはり国内で生糸を原料とする織物等の七割はやはり国内産の生糸で供給されている。国内産の生糸自体の需要者としての絹業者からのやはり要望も強い。
平成四年度はこれは生糸換算で二二%の実需に対する自給率、そしてまた昨年度はこれは一四%、一遍に八%も国内繭生産が落ち込みました。また、生糸換算で、外国からの輸入では中国からの輸入が約九割を占めるという状態であります。
どのくらい増大しているか、なかなか統計が難しゅうございますが、我々が推定いたしましたところでは、生糸換算にいたしまして、絹の二次製品の輸入量が絹需要全体の約三割を現在占めているところでございます。
そうは言っても、従来の傾向からどうなるかということになりますと、なかなか長期見通しで見通したような線ではもうとてもまいらないわけでございまして、全体として見ると、昨年、生糸換算で大体三十万俵を割り込んでおりますが、もっとさらに下の方、二十万俵に近い方の線にさらに落ち込んでいくのではないか、こういうょうな見通しがされるわけでございます。
また、輸入と国内生産とを生糸換算で比較しますと、国内生産が十七万九千六百六十二俵、五十九年ではございます。なお、輸入が十二万二千七百三十二俵ということでございまして、国産と輸入糸の比率は、国産が五九%、輸入が四一%。
そのうち大体日本の消費量が三十万俵で、そのうち輸入量が織物その他で生糸換算七万五千俵。そして糸及び撚糸で五万俵。我々の製作する糸が十八万俵、合計で約三十万強になります。そのうち、二万ないし二万五千俵が出てまいります。そうすると、この二万ないし二万五千俵出てまいりますと、それをこの一部改正の中で定時に定量、事業団から出してくるということが法律としてあるわけです。
ただ、需給動向は、御承知のように大変絹需要は和装を初めとして減退してまいりまして、昭和五十三年度四十六万俵ぐらい生糸換算でございました需要が五十八年度には二十九万俵、こういう四割近い減少を示しております。
五十六年の生糸及び絹製品の総輸入量は、生糸換算でいけば五十六年度九万五千俵、それで五十七年度が十二万二千俵、五十八年度は十万六千俵、そんなに減っていないのです。しかも重量ベースで見ますと、五十六年度は二千四百八十トン、五十七年度が二千五百九十四トン、五十八年度といえば二千三百八十八トンで、これは横ばい状態なのです。それで特に絹織物の中でも品目別に見ますとどうなのかということなのです。
そこで、この輸入の内訳でございまするが、ただいま私が申し上げました数字とあなたの答弁された数字と若干の食い違いはあるけれども、しかし、その中で分析してみますと、織物と二次製品というものが生糸換算では非常に多いわけですね。これは私の手元にある数字から申し上げますと、昭和五十八年で織物、生糸換算で五万四千四百八十二俵です。二次製品で二万二千四百九十六俵、こういうことになっております。
それから絹織物は、御指摘ございましたように、面積ベースでは六割くらいの水準まで減らしておるわけでございますが、輸入数量を圧縮する過程で、輸出国としては従来の裏地を中心とする軽めのものから表地の方に移行する傾向がございますから、生糸換算数量では面積ベースほどは減っておらないということはございますが、極力削減の努力はしてきておるわけでございます。
全体の需要、これはいわゆる製品需要を全部生糸換算したものでございますが、これを大体三十六万七千というふうに見ますと、大体五九%が国内生産で賄われておる。そのギャップが十五万俵程度ございますが、これが輸入と輸出というふうなもので相殺される部分でございます。
おおよその数字でございますが、たとえば五十五年を例にとりますと、大体需要は生糸換算で三十五万俵ぐらいございます。生産が大体二十五万俵ぐらいでございます。十万俵というのは製品なり生糸にして輸入しておる、こういうことでございます。したがって、年度間バランスをとりますと、織物も全部突っ込みの生糸換算総需要に対して国内供給量の方が相当少のうございます。それは間違いございません。
それからさらに、こうしたことを考えますと、どうしても生糸だけじゃなくて、絹織物やあるいはそのほか繭等総合的な輸入調整のために、生糸換算による総量規制ということが関係者からも非常に大きな声になっておりますけれども、そういった問題も検討すべき時期にあるのではないかと、こう思うのですが、二点について大臣から明快なお答えをいただきたいと思います。
その際に生糸換算での輸入調整というようなことはどうかというお尋ねでございます。非常に厳密な意味では、これ換算するといいました際にも、中国からの織物、裏地物だと非常に生糸の量が少ない、あるいは韓国のものであれば非常に重目がありまして生糸量が多いとか、いろんなことがございます。
生糸換算でございます。そこでまず、需要でございますが、これは五十五暦年の対前年比でございます。それで需要は九四・三、内需九四・二ということで落ち込んでおります。ところが供給の方は九九・七ということで、これよりも若干落ち込みが少ない。
そこで五十四年度のこれらの輸入を見てまいりますと、絹撚糸は三万四千四百六十四俵、それから絹織物は生糸換算にして六万五千六百十五俵、合計いたしまして十万俵以上の輸入をしておるのです。これは国内生産の約四〇%近い数字なんです。そこでこれらの輸入に対しては、事前許可制なり、あるいは事前確認制などを行っておるけれども、これは成果を上げたのかどうか、結果から見てどうなのか。
関係者のもっと減らしてほしいという意見もありますけれども、当面その程度にしてもらうように、ぜひ政府に言ってほしいという声が強いわけでありますので、この点ひとつ織物でなく、できるだけ生糸に、それは撚糸も絹織物も含めて生糸換算するわけでありますから、生糸で輸入をするということなら、これは国内需要に見合う程度の輸入というものは避けることはできないわけですから、この点についてはいかがなものであろうか。
したがいまして、昨年の暦年で見ましても、生糸換算で十五万俵程度のものが外国から入ってきておるわけでございますが、それは国内の利用の約三分の一ないしはそれよりも少し上というふうに私どもは認識をしておるわけでございます。したがいまして、国内の繭生産そのものが過剰であるというふうには思っておりませんが、全体的な輸入等も含めました中で見たときに、これは世界的にも過剰でございます。
そこで、問題は、私は前から言うておったのですが、日本が三十万俵生産する、中国、韓国から十万俵、それから織物等生糸換算しまして五万俵、約十五万俵が入ってきておる。二と一ですね。それが蚕糸事業団の中の基準価格を設定されるものでありますから、基準価格のある枠内にならなければそれを放出せない。
十四万俵については差し控えてもいいのですが、生糸換算でことしは何万俵生産して何万俵消費するか、どういう想定をしているわけですか。普通、生糸年度でやっているわけでしょう。なら生糸年度でもいいし、暦年なら暦年でも、どちらでもいいです。
それに対しまして、輸出は生糸、絹織物を合算いたしまして、生糸換算して表示いたしますと、約三万三千俵でございます。したがいまして、全体としては輸出をいたしておるバランスになるわけでございます。しかしながら、私どもは、この程度の輸出ではよろしくない、これをさらに推進し、海外市場を確保いたしていくということをやってまいらなければならないのではないかということを考えておるわけでございます。