1959-12-09 第33回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
○海沼参考人 ただいま金丸先生から御質問がありましたが、先ほど私の意見陳述の際に申し上げましたように、わが国の生糸の生産されておりますところの八割八分まではわれわれ生糸問屋業者が扱っております。こういうここから考えまして、まず、この間政府が五千俵の生糸を放出したのは、その放出方法について非常に欠陥が多かった。
○海沼参考人 ただいま金丸先生から御質問がありましたが、先ほど私の意見陳述の際に申し上げましたように、わが国の生糸の生産されておりますところの八割八分まではわれわれ生糸問屋業者が扱っております。こういうここから考えまして、まず、この間政府が五千俵の生糸を放出したのは、その放出方法について非常に欠陥が多かった。
そういうことから考えまして、先ほど申しましたように、われわれ生糸問屋業者は真に生糸の流れというものに沿って正しく営業を続けておりますから、今後におきましても、天職として生命を打ち込んでおるところの全国の生糸問屋を通してやっていただけば、過去のような失敗はなかろうということを私は確信しております。
ことに流通過程におきます清算取引所の問題、あるいは生糸問屋業者、輸出業者ですか、問屋業者等があったりして、非常に複雑な段階をもって外国貿易が行われる、その一番の強敵と見られる中共におきましては、御承知の通り、これは共産圏の貿易として、国がこれを取り扱っておる。