1974-05-21 第72回国会 参議院 商工委員会 第16号 進出した大企業をタイの場合で見ますると、自動車工業の七〇%、繊維工業の七〇%、エレクトロニクス工業の六六%、食品工業の八八%、いずれも生産高比率でございますが、というたいへんな支配率でタイの国内資本を衰退に追い込んでおるというのが現状だと思うのです。多少の経済援助がありましても、結局経済侵略の手段になっておる。輸出保険制度がこのような経済侵略の安定に役立っているとすれば問題があると思います。 須藤五郎