2008-04-02 第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
○町田政府参考人 生産過剰分についてでございますが、私ども、主食用米の十九年七月から二十年六月までの一年間の需要は、八百三十三万トンというふうに見通していたところでございます。一方、米緊急対策の検討を行っていた昨年十月時点での十九年産の主食米の生産量は、九月十五日現在の作柄概況に基づきまして八百五十六万トンと推計されておりました。
○町田政府参考人 生産過剰分についてでございますが、私ども、主食用米の十九年七月から二十年六月までの一年間の需要は、八百三十三万トンというふうに見通していたところでございます。一方、米緊急対策の検討を行っていた昨年十月時点での十九年産の主食米の生産量は、九月十五日現在の作柄概況に基づきまして八百五十六万トンと推計されておりました。
そういう意味では、生産過剰分を政府が買い入れるというような制度にはなっていないわけでございます。 十九年産につきましても、その意味では、政府がやりますのは不足の事態に備えての備蓄でございますから、回転備蓄という考え方で適正な備蓄量を、一応基本計画では百万トン程度というふうに考えて指示されているわけでございますが、現在七十七万トンの在庫になっております、若干余裕があるわけですけれども。
今までは、生産過剰分を主食用として高い価格で集荷をしまして、そして最も価格の安い飼料用米と、こういう形で処理するという無駄があったわけでもございます。これを何とかなくしていこうと、こういうことでもありますし、また生産調整面積を達成しても残る水田で増産をされる、あるいは生産調整の効果が減殺されるというようなことで、生産数量を調整する方式に転換をすることとしたことでもございます。
それから、二番目の論点の、効率的でむだのない政策としましては、これまで生産過剰分を主食用として高い価格で集荷いたしまして、最も価格の安い飼料用米、これは一俵当たり九百六十円という非常に安い価格で処理してきたわけでございますけれども、そういうむだをなくすため、豊作による過剰米が主食用として区別して出荷されるような仕組み、こういうものをつくるということでございます。
また、効率的でむだのない政策といたしましては、生産過剰分を主食用として高い価格で集荷し、最も価格の安い飼料米として処理するというむだをなくすために、豊作による過剰米が主食用と区別して出荷されるような仕組みをつくること。生産調整面積を達成しても、残る水田で増産され、生産調整の効果が減殺されるということをなくすため、生産数量を調整する方式に転換することとしております。
生産過剰分をこれまで主食用として高い価格で集荷しまして、それを最も価格が安い飼料用として処理する、そういうむだもやってきたわけでございます。こういうむだもやってきたということで、今回は、豊作による過剰米が主食用と区別して出荷されるような仕組みをつくりたいというふうに考えております。
現在でも在庫がたくさんありますし、生産過剰分を配合飼料に処理するというようなことも言われているのです。今こういうことを考えるべきではないかと思います。 自由党の方でも内閣委員会で同じようなことを質問された方もありますし、自民党の県会議員で同じようなことを言っていらっしゃる方もたくさんあります。大臣の決断を求めたいと思います。
他の国でもそうしたことによつて、いわゆる安い価格で ー国際市場に対抗しておるのでありますから、この際思い切つて、年に五、六十万トンの生産過剰分を輸出するといたしまして、トンに三、四千円助成金を出して、この損失を補つても、まあ二十億程度であります。