1985-04-17 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
果樹振興特別措置法は、昭和三十六年制定以来、選択的拡大の名のもとに政府、農林省は生産振興を図ってきたところでありますけれども、その結果は、今日ほとんどの主要な果実が生産過剰ぎみとなりまして、作目によりましては農家による自主的な生産調整が行われる、こういう事態になっているわけであります。
果樹振興特別措置法は、昭和三十六年制定以来、選択的拡大の名のもとに政府、農林省は生産振興を図ってきたところでありますけれども、その結果は、今日ほとんどの主要な果実が生産過剰ぎみとなりまして、作目によりましては農家による自主的な生産調整が行われる、こういう事態になっているわけであります。
そしてそこから受注が低迷をし、生産過剰ぎみになっておるということも聞いておりますが、通産省としてはどう把握をされ、またどう対処しようとしておるのか。海外の状況を見ましても、輸出に七、八割頼っておるわけでございますが、アメリカ経済の回復によって世界経済の回復が順調であるとはいえ、いわゆるオイルダラー、産油国にかなり輸出が出ておりました。
それから、第二点といたしまして、現在置かれている農業環境からいたしますと、極めて重要な時期に来ておりますが、米だけでなくて、畜産、果樹等を含めましてすべてこれは生産過剰ぎみに推移いたしております。したがって、価格についてもかなり不振であります。こういう点からいたしまして、いろいろと生産資材に対する抑制、価格の抑制ということの要求がかなり厳しく私どもの方には突き上げられております。
昨年国会で自給力強化の決議をされました趣旨を生かしてまいりますためにも、またいま御指摘になりました生産過剰ぎみの米にかわるべき転作物をどう優秀なものをつくり上げていくかという問題もございます。
大臣は農政に非常にお詳しいというふうに伺っておるのですが、いま農家が実際生産過剰ぎみで、これから何をつくったらいいのかという非常に戸惑いを持っているという御認識はまずございますか、どうですか。
それから豚肉も生産過剰ぎみであること、これも事実なんです。したがって、どういう配慮をするか、やはり過剰生産がこれ以上ふえていくとこれまた全体として困るわけですから、米の二の舞みたいな話になっちまう。ですから、そういうふうにならないようなことをするのも農家のためになる話であります。いずれにいたしましても、諸種相談はいたしますが、まあいいところで決めたいと、こう思っておるわけであります。
そこで次に進みますけれども、最近の新聞報道なりいろんな面で指摘をされていることは、農産物の生産過剰ぎみといいますか、供給過剰の問題がかなり出てきているような感じを受けるわけです。
なお、私どもの見るところによりますと、やはり潜在的な生産過剰ぎみにありますので、私どもがこれからどうするかということはこれから検討しなければなりませんが、米についての需要につきましては安定しておることはもう御存じのとおりであります。したがって、自給度を高めますためにはほかの作物にもさらに力を入れなければならない、と、こういうことで自給度の維持、向上を申しておる次第であります。
さて、塩ビ管業界は、数量的には年々一五%ないし二〇%程度の著しい伸びを示してまいりましたが、何ぶん生産設備にそれほど資金を必要としないこと、また技術的にもさほどむずかしくないことなどの点から、昭和四十六年末ごろまでは常に生産過剰ぎみでございましたし、業界の競争は激しく、塩ビ管の価格は常に乱れがちでございました。そのため過去に二回の不況カルテルを実施いたしております。
また、鶏卵につきましては、ここ二、三年来生産過剰ぎみになっておりますので、この際生産の計画化をやるということで、現在生産者諸団体等とその具体的なやり方につきまして協議をしておるところでございます。早急にきめて実行に移したいということで現在いろいろ検討しておるところでございます。
さらに、鶏卵のごとく、ここ二、三年来生産過剰ぎみでまいっておりますような畜産物につきましては、生産者団体等を中心といたします自主的な計画的な生産、出荷の調整措置というものを足並みをそろえてやっていただく、それによりまして、価格の上昇分を織り込んだ適正な畜産物の価格形成に努力をするという必要があろうかと思いまして、現在、生産者団体と、その具体的なやり方につきまして検討をいたしておるところでございます。
また、養鶏関係、鶏卵あるいはブロイラー等につきまして、特に、卵につきましては、ここ二、三年来生産過剰ぎみの傾向がございます。
皆さんが一生懸命養鶏をやられてこられて、そして規模を拡大し、一生懸命私たち日本人の主食たん白質源確保のためにがんばり抜いたことを、私たち非常に多としている次第でございますが、いまお話を伺いますと、もう拡大の余地もなくなった生産過剰ぎみになった、生産調整しなければならない。
また、援助物資に至っては、アメリカにおいて生産過剰ぎみの物資を敗戦国へ放出したものであって、放出によってアメリカ側における物資需給のアンバランスを回避するという意義を持っていたのであります。 このような援助は、余農債務、ガリオア債務としてそれぞれ長期にわたって返済することの協定が締結され、現在返済がそれぞれの協定において実施されているわけであります。
先生御指摘のとおり、確かに肥料はむしろ生産過剰ぎみの状態にございます。しかしながらやはり先生もいまおっしゃいましたように、肥料の需要時期というものが非常に重なってまいります関係もございます。それから海外輸出というものが非常に大きなウエートを占めてまいりました関係で、その価格いかんによりまして内需がそちらへ持っていってしまわれるというようなおそれがないでもないわけでございます。
また、金額についても、先ほど例をあげましたけれども、アメリカの葉たばこの相場というものは、現在政府でも買い上げて、生産過剰ぎみでほとんど値動きがない、こういうデータがここにもありますけれども、そういう点で、少なくとも日本で葉を買う場合と外国で買う場合のその姿勢が全然違うんじゃないか、これを私は申し上げておるわけです。
○中野(明)委員 私は、ミカンの最近の伸び状況は確かに異常な伸びをしておりますけれども、長期の見通しの上から考えて、少し生産過剰ぎみではないかと心配をしております。
一方、需要関係では世界的には一九六二年までは生産過剰ぎみでございまして、価格も低迷をいたしておった次第でございますが、その後世界的な農業生産の低下並びに国連食糧機構によりまする飢餓追放運動等によりまして食糧増産の要請が強まりまして、世界的に一九六三年以降急速な需要の伸びを示しておりまして、結局需給バランスから見て硫黄の供給不足という事態が起こった次第でございます。
御指摘のように、業界の中には現在がやや生産過剰ぎみであるためにリベートの問題その他、先ほど御指摘があったような問題が起こるので、もう少し生産の見込みを下げてほしいという御要望が一部にあることは確かであります。また、逆に一部には、相当の合理化が進むと申しますか、相当生産し、販売し得る見込みがあるところではもう少し上げてほしいという御要望もあります。
むしろ最近はたとえば特殊鋼業界、その他よく社会党の皆さんも御指摘になりますように、生産過剰ぎみになっている。そのために表向きの価格よりも実際の価格が相当下がってきているというのが、最近の実態ではなかろうかとかように見ておる次第でございます。
まあそういうことで、かなり生産過剰ぎみである。生産過剰ぎみであるから、やはり政府支出を、公共投資を中心にしてふやしていってこれを刺激しなければならない。