1968-05-22 第58回国会 参議院 本会議 第23号
まず、魚価安定基金の解散に関する法律案は、漁業生産調整組合等が多獲性魚の価格安定のため、自主的に行なう事業に助成することを目的として設立された魚価安定基金を、最近における多獲性魚の生産及び流通をめぐる諸事情の変化にかんがみて解散するとともに、その清算の手続及び剰余財産の帰属等について定めようとするものであります。
まず、魚価安定基金の解散に関する法律案は、漁業生産調整組合等が多獲性魚の価格安定のため、自主的に行なう事業に助成することを目的として設立された魚価安定基金を、最近における多獲性魚の生産及び流通をめぐる諸事情の変化にかんがみて解散するとともに、その清算の手続及び剰余財産の帰属等について定めようとするものであります。
これは当時衆参両院の附帯決議にもありますように、また後ほど申しますけれども、漁業生産調整組合等とこれはセットで、組み合わせのような形で出てきたところのこれは法律でありまして、サンマ、サンマと言われますが、当時もちろんサンマの魚価対策を直接の目的にしておりますけれども、そのことはいわゆる魚価安定基金法第二十九条第二号の製品を定める政令と魚価安定基金法施行規則にいわゆるサンマというのが出ているのであって
ついでまた二月でございましたか、二月には行政管理庁から、魚価安定基金をすみやかに解散して、生産調整及び流通調整の事業は漁業生産調整組合等にゆだねること、農水産物全般に関する総合的価格調整機構の設置について価格安定施策の具本化のための早期検討を行なうべきであるというようなことがいわれているわけであります。
御趣旨のように、そのほかにアジ、サバ等のいわゆる多獲性の魚類につきましては、一部現在生産調整組合等が設立を逐次されまして、自主的な調整等が行なわれておりますが、御質問のように、これらの大衆魚獲されます時期の最盛期がほぼ一致いたします関係等もございまして、それらの間の相互の関連を持たせながら今後の価格安定をはからなければいけないということは、私どもも痛感いたしておりますので、先ほど来御答弁申し上げておりますように