2009-05-11 第171回国会 参議院 決算委員会 第7号
食管経費が減っているというその分だけ、かつては国が米価を決めていたわけですから、そうするとそれに伴います米価を決めていくことにおける補てんの水準が間違いなく減ったこと、さらには、生産調整をずっとやっているわけですが、生産調整に対します生産調整助成金の水準も実は大きく減っている。そのことが食管経費を削減させてきていることになります。
食管経費が減っているというその分だけ、かつては国が米価を決めていたわけですから、そうするとそれに伴います米価を決めていくことにおける補てんの水準が間違いなく減ったこと、さらには、生産調整をずっとやっているわけですが、生産調整に対します生産調整助成金の水準も実は大きく減っている。そのことが食管経費を削減させてきていることになります。
具体的には、米の作付を減少させるという点に重点を置いているとの印象が強い現在の生産調整助成金を廃止いたしまして、麦、大豆等の土地利用型作物の生産振興や水田の有効利用に力点を置いた新たな助成措置を実施しようとしているところでもございます。
生産調整助成金の最高単価、今度新しい政策で五万円になると思います。 この五万円というものの割合は、米需給安定対策の一般作物転作二万五千円、それと地域集団加入促進というのにも入って一番高いランクで五千円、合わせて三万円であります。それから、水田営農確立助成金の高度水田営農確立助成で二万円ということになるわけであります。
主要食糧関係費は、御案内のとおり政府備蓄水準の早期適正化、これを基本に置きながら自主流通米助成、生産調整助成金について市場原理の活用等の視点に立って見直す、こういうことにより集中改革期間中において主要食糧関係費を引き続き対前年度同額以下、こういうことで出ております。 これに基づいて処理はいたしますが、いずれにいたしましても、農水大臣、農水省とよく相談をして対応してまいる、こういうことであります。
その次に、「政府は、適正な備蓄の運営に責任を持つ一方、自主流通米助成、生産調整助成金について市場原理の活用等の視点に立って見直すとともに」「見直すとともに」という表現を使っています。さらに、「学校給食用米穀値引きについては廃止の方向で見直し、」「廃止」と書いていますね。次に、「集中改革期間中において主要食糧関係費を引き続き対前年度同額以下とする。」と。
また、生産調整助成金とか計画流通対策費等、米にかかわる対策費についての見直し、これは考え方が市場原理等の観点ということであります。
また、きのうの財政構造改革の最終報告の中にも「生産調整助成金について市場原理の活用等の視点に立って見直す」云々と記されております。 こういったことも考え、あるいはまた白書の中で国みずから指摘した点、あるいはまた先ほどお伺いした最近の米消費動向や在庫量の現状というものを踏まえて、私は、この生産調整のあり方、制度そのものについて、ぜひ大臣の御所見を賜りたいと思います。
共補償については、平成八年もいろいろな取り組みをしているわけですが、例えば小麦とか大豆とか、転換作物の所得に生産調整助成金、これを加えて、それで共補償をまたオンしてやる、こういうことで、いろんな条件はかかっているのですけれども、これをやると米に近いような所得が生まれてうまく生産調整ができる、こういうことでもあろう。
具体的に、農家に対しましての説得といいますかお話、誘導の手段ということでございますが、一つは、やはり生産調整助成金の交付ということを考えております。これは、共補償事業に対します助成を含めまして、十アール当たり最高五万円という水準を維持いたしております。 それから、生産者団体などが実施する共補償事業に対します助成を大幅に拡充をいたしております。
余計なことでございますが、特に生産調整の世界で申し上げますれば、生産調整助成金というのは、国の意思からしますと、他の金融措置とか価格政策なんかに比べましてもかなり直截的に国の意思があらわれるものでございますから、先生お話しのように、どういう作物をどういう営農形態でつくっていくかということは大変大事なことになります。
○日出政府委員 生産調整助成金の確保でございますが、私どもは、今度の新食糧法のもとで、自主流通米の需給なり価格の安定を図る上で必要な助成金の額は確保したいというふうに考えておるわけでございます。 この問題につきましては、先ほど申し上げましたように、総額が決まりまして、それをどういうふうに使うかという形の予算ではなくて、実は単価が決まっておる。
そういう意味で、先生お述べになりましたように、これを実現しますのに一番大事なのが生産調整助成金ということでございますが、先ほどもちょっと私申し上げましたように、この問題はいわゆる生産調整の実効性を確保できるかという問題でございますが、一つ、この生産調整助成金の問題だけではなくて、転作目標面積をどういうふうに、個々の地域でだれが担って、だれがあれしていくのかといったような面での事前の調整の問題、あるいは
生産調整助成金の水準を相当高目に設定することが不可欠だと私は思うのであります。少なくとも現行を上回らなければならないと思うのでありますけれども、いかがでありましょうか。 また、地域の営農振興と生産調整の関係を踏まえれば、体系的にそのような視点を踏まえたものにする必要があるのではないかと思いますけれども、いかがでございましょうか。 以上、まずお伺いいたします。
それから、その次に大きなのが生産調整助成金をどういう形で構成していくかということでございます。生産調整助成金につきましては、生産調整を機動的に行っていく、特に需給が、転作が強化される局面でございますので、機動的にそういったものに取り組めるようにするという問題。
次に、先生もお話しのように、生産調整実施者につきまして政府買い入れの対象とする、あるいは生産調整助成金を交付するということでございます。生産調整助成金につきましては、当然のことながら極力多くの方々が参加をした生産調整をするという意味での問題、あるいは今後望ましい経営体を育てていくという観点、こういったいろいろな観点を含めてでございますけれども、そういった生産調整助成金の交付でございます。
さらに、生産調整助成金を交付する。また、生産者が取り組みやすいように生産調整手法を多様化する。こういう措置を講じてまいりたいと思います。 いずれにしましても、御指摘のように、実効ある生産調整を推進してまいりたいと考えております。
ただ、私どもといたしますれば、昨年来申し上げておりますように、極力生産者の自主性を尊重するというようなことがございますので、強制感を伴います実効確保措置については見直す、あるいは生産調整目標につきましては、極力生産者なり地域の意向を踏まえた形で調整した上で決定するといったようなこと、あるいは生産調整助成金の体系とか額とかいうものを十分に検討するといったこと、あるいは生産者がより取り組みやすいような生産調整手法
また、生産調整助成金については、生産調整の実効性確保の観点を踏まえ適正に決定するとともに、政府買入価格については、需給動向等を反映させつつ、再生産が確保されるよう決定すること。七 ミニマム・アクセスによる輸入米については、国産米の需給及び価格の安定が確保されるよう、新たに加工用、海外援助用などへの活用を真剣に検討するとともに、国産米との品質格差等を適正に勘案して売渡価格を設定すること。
また、生産調整の実効を確保する等の観点を踏まえ、生産調整助成金についてはその水準を適正に設定するとともに、米穀の政府買入価格については、需給動向等を反映させつつ、再生産が確保されるよう決定すること。
○仲村委員 生産調整はやらないわけじゃなくて、生産調整に協力をする人から備蓄用米を買い上げる、そして、そのかわり生産調整助成金を出す、こういうことになりますと、米の生産者米価は別に決めるけれども、生産調整助成金を出した分は備蓄米を買うための一つの負担になるわけであります。
○大河原国務大臣 生産調整につきましては、的確な需給見通しのもとに全体需給を確保するためには、どうしてもこの生産調整が的確に実施されることが必要でございまして、基本的には、農家の協力を得て、地域なりあるいは生産者のその意向を尊重しながら、全体需給との調整を図って目標をお願いするという建前だと思うわけでございますが、御案内のとおり、政府の備蓄のための買い入れと、あるいは生産調整助成金の交付ということ、
生産調整実施を確保でき得る最大の方法として、生産調整助成金を出すことを明確に担保することだと思っております。その方法として何があるんでありましょうか。ひとつお尋ねいたします。 〔田中(直)委員長代理退席、委員長着席〕
特に、国があらかじめ定める生産調整の指針に沿って生産調整が行われるかどうか、それによって需給や流通に大きな影響が出てくることから、政府買い入れ価格や生産調整助成金について十分意を用いることがポイントでありますので、あわせて答弁を願います。 米のミニマムアクセス導入により意欲をなくした農家の耕作の放棄は、特に中山間地域の場合を含め、自然災害発生の要因となりかねません。
生産調整の実効を確保するために誘導する施策を早期に示すことが必要ではないかという御質問でございますが、生産調整目標については極力生産者なり地域の意向を踏まえて調整した上で決定すること、また、政府買い入れの対象とするとともに生産調整助成金を生産調整実施者には交付すること、生産者がより取り組みやすいような生産調整方法を多様化する等の措置を講じまして、できるだけその適切な実施を図りたいと、さように思っております
また、生産調整助成金につきましては、米の需給事情に応じた生産調整規模に弾力的に対応し、全体の調整が確保されるよう、その内容について今後検討してまいる考えであります。