2014-04-02 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
生産調整制度、いわゆる減反制度の見直しは、戦後農政の大改革であるかのように報じられたわけであります。 安倍総理は、一月二十四日の衆参本会議における施政方針演説で、「四十年以上続いてきた米の生産調整を見直します。いわゆる減反を廃止します。」と述べられました。その後、三月二十日の記者会見においても、総理は減反政策の見直しに触れ、強い農業をつくっていくための一方策のように語られたわけであります。
生産調整制度、いわゆる減反制度の見直しは、戦後農政の大改革であるかのように報じられたわけであります。 安倍総理は、一月二十四日の衆参本会議における施政方針演説で、「四十年以上続いてきた米の生産調整を見直します。いわゆる減反を廃止します。」と述べられました。その後、三月二十日の記者会見においても、総理は減反政策の見直しに触れ、強い農業をつくっていくための一方策のように語られたわけであります。
昨年十月、産業競争力会議農業分科会で方向性が示された生産調整制度、いわゆる減反制度の見直しは、年末に向け、戦後農政の大改革かのように報じられました。先週三月二十日、平成二十六年度予算成立後の記者会見においても、総理は、減反の見直しに触れ、強い農業をつくっていくための一方策のように語られました。
同じような話だとは思いますけれども、続きまして、生産調整制度について触れさせていただきます。国民になじみのある減反という言葉を使うこともありますけれども、御容赦いただきたいと思っております。 現在、概算で二百五十万ヘクタールの水田の四割に相当する百十万ヘクタールにおいて生産調整が実施され、食の安全保障を唱えながら、一方で米の生産を抑制するような施策がとられております。
○山内(功)分科員 先ほど述べました、いろいろな農家の皆さんあるいは生産団体、農業団体の皆さんから出てくる今までの生産調整制度についての批判とか不満とかにこたえるためにも、今回出てきている産地づくり対策、米価下落影響緩和対策、担い手経営安定対策、過剰米短期融資制度などについては、例えば、先ほどの反省点の、仕組みが複雑でわかりにくいというような批判にもたえられる、あるいは、最後に述べた過剰米短期融資制度
先般、筒井議員が党を代表して、趣旨説明の中で、現行の生産調整制度を撤廃して食料安全保障戦略に基づく備蓄と農業者に対する所得補償を行うという構想を表明されましたけれども、この構想は、減反という重圧感から農業者を解放し、また国際貢献にもつながるというあたかもバラ色の構想に見えますが、私たちは大きな問題があると考えます。
ことに農林水産業との関連について申しますと、御質問の中にもございましたように、幾つかの価格支持政策、生産調整制度等があるわけでございまして、最も代表的なのは食管制度であるわけでございまして、こういう点で政府が価格に介入をしたり、価格を支持したり、あるいは生産量を調整するということを法的な基礎に基づいておやりになっていることも事実でございまして、そういう点で申しますと、その範囲におきまして自由競争の原理
○政府委員(和田正明君) まあ率直に申し上げまして、水産物の価格対策に手をつけ出しましたのは、ごく最近のことでございまして、先ほど御説明を申しましたような価格安定基金制度、あるいはそれと裏腹をなします生産調整制度というものも発足いたしたばかりでございますが、それ以外に産地に冷蔵庫を設置をいたしまして、産地市場での処理能力を高め、それの保存をはかって、さらに消費地へ年間を通してならして出荷ができるような
第四に、水産物の流通改善につきましては、三十六年度に設置をみた魚価安定基金及び漁業生産調整制度の円滑な運営をはかるとともに、特に産地における貯蔵、運搬施設の設置を助成し、魚価の安定と流通の改善に資して参る考えであります。