1992-03-13 第123回国会 衆議院 本会議 第11号
個人消費にも陰りが見え、生産調整下にもかかわらず、在庫調整は長引く気配が濃厚であり、景気の回復は大幅におくれることが懸念されております。
個人消費にも陰りが見え、生産調整下にもかかわらず、在庫調整は長引く気配が濃厚であり、景気の回復は大幅におくれることが懸念されております。
○谷本巍君 生産調整下の価格形成なんだという長官のお話でありますが、考え方としてはわかりますけれども、実際には産地間競争が激しくなる、そしてそこで価格変動も起こってくる。
生産調整下で輸入するという、まことに酪農民にとってはもう本当に腹立たしいですよ。だから、この問題、質問は、限度数量の適正な枠の拡大をして、調整しておいて輸入するなんというような農民に対する裏切りは私はもう絶対やめていただきたいというのが、二番目の質問です。どうぞ大臣、御決意のほどを。
しかしながら、過去に相当額の投資をして畜産の専業を目指しました階層におきましては、もはや経営の転換というのは一層むずかしゅうございまして、生産調整下にありながらも総所得をふやすためには規模の拡大の道を選択せざるを得ないと、そういう経営の対応が一般的なのであります。
それから第二点といたしまして生産調整下における規模拡大についてのわれわれの指導の仕方でございますけれども、私は、先ほど申し上げましたように、やはり生産調整の中で規模拡大をするものは中堅以上の経営だという認識をしております。
北海道の農業は、一戸当たり耕地面積が都府県の九・五倍と非常に大きく、稲作地域、畜産地域、畑作地域等地域的に作目の特化が著しい等の特色があるため、各地で指摘された具体的な問題はさまざまでございますが、生産調整下にある水稲や酪農につきましては、行政価格の据え置きまたはこれに近い措置がとられていることもございまして、生産基盤の整備、経営体制の効率化、品質の向上等、生産性向上の必要性が転作作物の問題も含めてきわめて
○説明員(澤邊守君) 米の余ってきた原因についてのお尋ねでございますので、私からお答え申し上げたいと思いますが、最近におきます米の生産力が土地改良なり、あるいは品種改良なり、その他技術改善によりまして非常に進んでまいってきておりますし、さらに収益性につきましても、他の作物と比べてこれまで有利性が非常に高かったというような点から、農家の稲作意欲が生産調整下におきましてもとかく強まるということによりまして
初めに、三月十七日、赤坂プリンスホテルに六党の各代表の方々には御多忙の中をおいで願いまして、生産調整下の養鶏の実情について説明を聞いていただきました。また、本日は生産調整についての意見を申し上げる機会を与えていただきまして、全国養鶏経営者会議といたしましてまことにありがたく御礼申し上げる次第でございます。
○政府委員(大場敏彦君) 四十六年と四十七年につきましては、米の生産調整下における休耕補償金を出した、それは、まさに農地である、たんぼであると、こういった認識のもとに奨励金を交付したということであります。
その場合に、生産調整を一方でしているのだから需給事情について考えなくてもいいというようなお話でございますが、生産調整下においても、なお稲作に対する志向が非常に強く、今日現実に政府在庫がこの秋三百二十万トン、来年は四百万トンということで、在庫を含めた需給事情というものはきわめて過剰基調が強まる、というよりも厳しい過剰だというふうに、私どもは食管の運営を預かる者としては意識しておるわけでございまして、在庫
熊本県の玉名郡横島町の横島干拓地については、干拓地の農家八十九戸は、米の生産調整下、米をつくらないことを条件に四十七年末から入植、四十八年から五十年まで三年間は収穫を前提とした米作は認められなかったわけでございます。
したがいまして、生産調整下にあります数字を基礎にするわけにはまいりませんので、四十二年から四十四年を基準年次としてとったということでございますが、県によりましてはこの基準年次が特殊な年である、あるいは災害に遭ったとか作況指数が非常によかったとかいう特殊な年であるという県も確かにありますわけで、その辺はできる限り修正はいたしております。
そこで、そういうことを入れながら、ことしの算定方式をどの程度にすれば——生産調整下にある、片一方、物価、賃金は上がる、それから他作物への転作をなお進めなければいかぬ、こういうことを総合判断して、いかなる算定方式をとるべきかということを最終的に判断をして御諮問申し上げたいということでございます。
○中野政府委員 非常に端的なお尋ねでございますが、食糧庁といたしまして申し上げますと、現在、この十月末の端境期には、生産調整下にありますが、計画上は大体五十万トンの古米持ち越しという計画を立てたわけでございます。その後の状況を見ますと、若干売れ行きが落ちたりというようなこともございまして、この十月末には大体六十万トンの持ち越しができるということになっております。
○政府委員(中野和仁君) 一つは、生産調整下にあって農家がモチ米をふやすかどうかということだと思いますが、この点につきましては、従来は、生産調整をやります際に、ウルチ米がこれくらい、モチ米がこれくらいというふうなことでの生産調整ということはやっておりませんでした。
若干、四十六米穀年度にずれて輸入はいたしておりますが、四十七米穀年度は生産調整下にありますので輸入をいたしておりません。それから四十八年米穀年度におきましても、当初は輸入の計画は持っておりませんでした。
そういうことがないようにこれもまた指導をいたしたいということで、要は生産調整下にありまして農協自身が非常に苦しくなっておりますけれども、その点もわれわれ十分注意を払いながら経営基盤の強化につとめたいと考えております。
生産調整下でございますから、一部畑作物の水田における導入ということも検討していかなければならぬかと思いますが、それを導入しましても水稲が主軸であることには、水稲が中心であることには変わりございません。問題は、残った土地をどう活用するかということにかかっておると思います。
しかし、他面、銀行もそういうオーバーローンは解消されておらぬ、あなたも御指摘になったような生産調整下である、あるいは操短をやっておる、そういう中で日銀のいま言ったようなそういうものが増をしておる、ふえておるということですね、結局そういうものの金融調整というのですか、こういうときにおける国債発行下における金融調整といいましょうか、そういうふうなことについてどういうふうにお考えになっておるのか。
景気はよくなったと、かように申しましても、いまの生産調整下において生産調整をやっているから一応鉱工業生産が伸びると、こういう状態であれば結局価格をつり上げることになるんじゃないか。だからその点において、先ほど通産大臣がお答えいたしましたように、この現に設備能力としては十分のものを持っている。設備投資は過大だといわれておる。
それが、現在の生産調整下にあって、原糸の供給を削減され、稼働率はわずかに七〇%以下に落ちておるのであります。さらに滞貨は増大する、大メーカーの下請は打ち切られる、まことに企業活動の糧道を断絶するいわゆる系列化の再編成が強行されておるのであります。これと並行して加工賃の切り下げ等は、企業の経営権、労働権そのものが脅かされつつあるのであります。