1947-07-05 第1回国会 衆議院 本会議 第12号
かくして、われら國民も総力を結集し、食糧增産確保はもとより、特に生産者においては、進んで食糧の自主的供出の完了を果し、消費者は生活の改善をはかり、思い切つた消費現正を断行いたしまして、現下食糧危機突破の実をあげる覚悟を新たにいたさなければならぬと存じます。 以上私は、簡單でありますが、國民協同党を代表いたしまして、衷心より決議案に賛意を表する次第であります。(拍手)
かくして、われら國民も総力を結集し、食糧增産確保はもとより、特に生産者においては、進んで食糧の自主的供出の完了を果し、消費者は生活の改善をはかり、思い切つた消費現正を断行いたしまして、現下食糧危機突破の実をあげる覚悟を新たにいたさなければならぬと存じます。 以上私は、簡單でありますが、國民協同党を代表いたしまして、衷心より決議案に賛意を表する次第であります。(拍手)
われわれ國民は、この連合國の好意に対しても、まず現在應急の問題といたしましては、何としても國内において相互扶助、同胞愛に徹して、生産者と消費者との相互間における深い理解に立つて、足らざるうちにもなお供給し、乏しきに耐えつつ、食糧問題につきまして、國内におけるあらゆる手段を講じ、でき得る限り速やかに根本の食糧対策について確固たる政策を立てつつ、この連合國の好意に報ゆることが、日本國民の義務でなければならぬと
殊に生産再開は、食糧にその基調をおかれるのでありまして、生産者たる農民は、あらゆる障害を乘り越え、日夜懸命の努力を傾倒しているにかかわらず、その食糧事情は、今日において一層破局の樣相を露呈するに至つたのであります。 しかるに、連合國では二十一米穀年度においても、輸入食糧を二十四万六千トン、約百五十七万石も放出を許可されておつたのでございます。
更に最も政府の御指摘せられるところでありまするが、全國民共に苦難と乏しきに堪ゆる同胞協力一致の精神を以て、生産者消費者を問わず、一列に一体に食糧消費の配給の凸凹を是正し、その品質の不公平を至急平均化することが、尚お且つ重要でなければならんと信ずるのであります。
第八の一番しまいに、中小企業については、生産者を中心にした中小企業の共同施設というものを中心にして中小企業を助長をして行くとか、或いは輸出品その他生活必需品の中小企業については、技術の高度化、経営の改善を行なうとかいう対策が盛られておるのであります。
すなわち生産者側には、増産及び供出につき一段の協力を求むること、また消費者側に対しては、從來の米食偏重を改め、食生活の改善、合理化を奬励すべきであると思うのであります。食糧窮迫のため、やみ市場の活動となり、また生産者、消費者との間に対立意識の激化を生じ、社会問題として、現にまことに憂うべき事象を呈しつつあるのであります。
ところが、現在まで、今までは、労働攻勢等によりまして、相当に打撃をこうむつたのでありますけれども、幸いにも最近には、労働者諸君の自覚と、また生産者的な誇りと、そういうものを回復いたしまして、到るところで経営協議会が行われ、復興会議が行われ、資本家も、経営者も、それから労働者も、心をおつ開いて、経理を公開したり、経営を協議したりいたしまして、今の民族危機に対しては、どこまでも生産増強に邁進すべきであるという