1974-10-14 第73回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
最近は卵も豚肉も回復してきたけれども、一時はもう生産破壊になったわけですね。卵、養鶏関係あたりは、おそらく力の弱い農家からつぶれて、生産が減って価格が回復してきたのではないかと思っておるような状態ですが、さっきも申し上げたように、その中でも液卵が輸入されるとか、あるいは国内の生産が過剰になるとか、これは鶏卵等に言えると思うのですが、これについてはやはりそれなりの手段を講ずべきであろうと思います。
最近は卵も豚肉も回復してきたけれども、一時はもう生産破壊になったわけですね。卵、養鶏関係あたりは、おそらく力の弱い農家からつぶれて、生産が減って価格が回復してきたのではないかと思っておるような状態ですが、さっきも申し上げたように、その中でも液卵が輸入されるとか、あるいは国内の生産が過剰になるとか、これは鶏卵等に言えると思うのですが、これについてはやはりそれなりの手段を講ずべきであろうと思います。
ですから四十年当時からこれが他産業並み労賃、いわゆる五人規模以上製造業労賃で生産費が計算されて、それにこの上がるパリティが法律上あまり参酌事項を入れないで、特に経済事情を参酌しておるわけですが、そういう参酌事情を強く働かさぬで、すなおにパリティを掛けてくれば、私はパリティでも、今日のような生産破壊の現象が起きるような、もう農家がその作目を選択して所得が得られないから生活ができないという現象は起きないと
しかし、こういう事情にありますから、まあひとついろいろ事務当局は説明しておりますが、これから農林省から持ち込まれていきますから、それを大蔵省としてあまりちびらぬように、担当主計官として積極的に、生産破壊が起きないようにひとつ——農林省が度胸がなくて持っていかぬものまで大蔵省で上げろと言ってもらわぬでもいいけれども、持っていったものだけは、よし、話も聞いておるし、事情はわかった、こういうふうに処理してもらいたいと
その九万トンというものが過剰で、国内価格が暴落して、生産破壊が起きてきたからとめたんでしょう。あまりにもずさんだと私は思うのです。九万トンというものが半分入ったときにとめなければどうにもならぬ状態が起きてくる。しかし、小売り市場を調べてみたら、あまり下がっていない。高いときも、生産地域は値くずれしてしまって、全然価格は暴落しておる。だが、小売り店頭の肉はあまり下がっておらない。
戰災、災害等によつて壊された生産破壊の回復を意図するものが相当沢山あるから、これらの中にも、生産性のあるもの、そう目すべきものが相当あると考えるのであります。
一体インフレとは何か、これが非常な問題だと思うのでありますが、インフレとは金融及び通過信用操作を通じて、所得の極端な不均衡、経済的な混乱、生産破壊を起こすところの現象だと思うのであります。而してインフレは自然に起こるものでは決してなく、また単に物が少ないから、あるいはまた統制があるから起こるのではない。