1964-08-10 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第68号
○檜垣説明員 芳賀先生の御質問の中でお触れになりました点、若干申し上げてみたい点がありますが、CCCというのは、私から説明するまでもなく、アメリカの商品金融公社あるいは会社とも訳しておりますが、アメリカで生産されます飼料農産物に対する生産物金融と同時に、金融の対象になりました農産物の保管、さらに保管後における所有権取得、いわば買い取りを行ないまして、それを国内及び輸出市場に放出するという機能を営んでいる
○檜垣説明員 芳賀先生の御質問の中でお触れになりました点、若干申し上げてみたい点がありますが、CCCというのは、私から説明するまでもなく、アメリカの商品金融公社あるいは会社とも訳しておりますが、アメリカで生産されます飼料農産物に対する生産物金融と同時に、金融の対象になりました農産物の保管、さらに保管後における所有権取得、いわば買い取りを行ないまして、それを国内及び輸出市場に放出するという機能を営んでいる
従って、農協を中心にしての場合は、金融の面その他においても生産物金融は、農業協同組合を通してこれはなされますけれども、卸売人と申し合わせの出荷団体との関係は、これは直接卸売人との間の問題あるいは銀行その他との関係、従ってそこに問題があるのじゃないか、それから中央卸売市場に十分に生産者の考え方を反映さす意味においても、そういうような商業的な申し合わせ団体、そういうようなものの介在は、私はやはり問題を起
国内は今、全販を中心にして進めていきつつあるのですから、従って、原料乳のための資金、これは生産物金融でもってやる時代が当然くるのじゃないか。協同組合によるところの生産物金融でもってやるような態勢を整えることによって初めて農村金融の合理化が行われるし、従って、金利その他の面も外に流れないで農村の中に落ちついてくるという形になってこようと思う。
従って、生産者団体、出荷団体におけるところの金融は、農業協同組合関係でいえば、生産物金融でまかなう、こういうような体制を確立する必要があろう、またそのために指導する必要がある、こういうふうに考えるわけであります。その次は、農畜水産物の流通改善のために、政府は、行政機構について十分な措置を講ずる必要があろう。
○東隆君 中小企業の設備の方面に保証をやって、そうして約八億くらいの資金を融通される、こういうことをお聞きいたしたわけでありますが、それ以外に、その運転資金の問題でありますが、これは運転資金は——私は、乳を生産している者は農民で、そうして農業協同組合を組織しておると思うので、できるだけ一つ、生産物金融でもってまかないをして、そして工場との取引をする、こういう体制を作ることが、これが共同販売をやる基本
出荷者自身がやはり金融を考えなければならないので、その面については、やはり協同組合のような組織を作って、そのものに別なところから資金を流す、生産物金融もやはりそういうような意味でもって流す、こういうような形でもって進んでいかなければ本物にならぬ。それからまた市場そのものも、今のようなやはり営利を目的にしたものによって郷売機構ができておったのでは、これは問題にならぬ。
短期金融はこれは漁業者の生産資材としての金融ですから、これはもう当然農林中央金庫がこの生産物金融を考えなければならん。だからこげつくはずがない。私はそういうような意味で、どうせ今までの通産省のやり方が、業者を中心にして、そして協同組合の配給機構というものについて冷淡なところがあつたためにそういうような形になつていると、こういうふうに言わざるを得ないわけです。