1984-07-24 第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
今先生御指摘のような生産者の方々もおられるわけでございますが、こうした方々にございましては、価格政策以外のいろいろと、生産構造政策ともども力を合わせて初めて効果が出てくるのではなかろうか、このように考える次第でございます。
今先生御指摘のような生産者の方々もおられるわけでございますが、こうした方々にございましては、価格政策以外のいろいろと、生産構造政策ともども力を合わせて初めて効果が出てくるのではなかろうか、このように考える次第でございます。
このような現実を踏まえて、生産性の向上を基本とした地域における話し合いを基礎として、粘り強い生産構造政策の推進を図って、産業として自立し得るようにやってまいりたいと思っております。こうした政策を通じまして、何とか農家経済の農業面における収入も向上させていきたいというぐあいに考えます。
私どもは、価格政策の適正な運用とあわせまして、生産性の向上、規模拡大等の観点から生産構造政策も進めていくというような観点に立ちまして、現在、農政審議会に総合的な検討をお願いしているということでございます。
価格政策につきましては、従来から農業基本法の方向に従いまして生産・構造政策の推進とあわせて、その充実を図り、適正な価格水準の実現に努めてまいってきておるわけでございまして、今後ともこの価格政策は農業における最も大きな役割りを持っておるわけでございますので、価格政策の充実、強化を図っていきたいと思うわけでございます。
今度の白書におきましては、御案内のような国際的な食糧需給の逼迫、物価の高騰、あるいは経済運営の転換等、農業を取り巻くところの経済的なあるいは社会的な状況の変化に対応して国民食糧の確保を図っていくというのが大前提になっておるわけでありますが、そのための水あるいは土地の資源の確保、その有効利用、生産基盤の計画的整備、農業生産の中核的担い手の育成等、生産構造政策を拡充実施するとともに、価格政策についてもこれを
○山田説明員 ちょっといまの先生の御質問の点で、価格保障の対象という点で私もちょっと理解しにくい点があるのでございますけれども、従来から生産の確保ということは、特に最近におきましては世界の食糧事情の逼迫というふうなこともございますので、価格政策だけでなく、ほかの生産構造政策、これらの各般の施策をもってやってまいりたいというふうには考えておるわけでございます。
政府といたしましては、適切な見通しによって生産を誘導するとともに、農業団地の形成をはじめとする生産構造政策を強力に推進し、また、価格政策につきましても、需給事情、生産費その他の経済事情に十分配慮して生産者価格の安定をはかるなど、今後一そうの努力を傾けていく考えでございます。
したがいまして、これからほんとうに日本の農業を長期的に展望する場合には、何と申しましても、価格政策の安定ももとより基本的に必要でございますけれども、より以上に大事なことは生産構造政策と申しますか、いわゆる農業経営を強靱なものにしていく、体質を改善する、こういうことが農業所得につながる一番基本的な長期的なプログラムでなければならないというふうに理解をいたしておるわけでございます。
したがって、構造政策というものを進めなければいかぬということがいわれますけれども、先進国における生産構造政策というものは、もうすでに現実に存在しているものをいかに拡大し、またいかに整理するかという、そういう問題が生産構造政策であるのでございますけれども、わが日本では、残念ながら構造政策といわれ、経営改革といわれ、農業革命といわれるその実態というものは、これからつくり出さなければいかぬ。