2021-04-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
二〇一八年の生産数量目標配分の廃止以降のことをあえて伺いますけれども、半世紀以上にわたって政策としては豊作を手放しで喜べないと、非常に残念な状況が続いているわけなんですが、この特に三年、転作政策に重点を置かれていらっしゃると思います。この転作に関しての現在までの評価というのがどうなっていらっしゃるか、野上大臣、お願いいたします。
二〇一八年の生産数量目標配分の廃止以降のことをあえて伺いますけれども、半世紀以上にわたって政策としては豊作を手放しで喜べないと、非常に残念な状況が続いているわけなんですが、この特に三年、転作政策に重点を置かれていらっしゃると思います。この転作に関しての現在までの評価というのがどうなっていらっしゃるか、野上大臣、お願いいたします。
平成三十年産から生産調整の見直しが行われまして、生産数量目標配分をやめるという形で、また新たな水田農業施策がスタートしました。 この二年間を見ますと、需給が安定しているかのように見える、そういった見解もありますが、これはよく見れば、皆様御承知のように、天候不順等で作況が落ちたことによってこういった状況が生じているという面もあることは確かだと思います。
もちろん、今農林水産省は、それこそもう本当に全精力を挙げてというふうに思いますが、各都道府県、市町村にも働きかけて、そして市町村、さらにはJA、それから協議会等々とも連携しながら推進に全力を挙げていると、その努力は多とするんですが、収入保険を入れられた取組と、それと生産数量目標配分の廃止ということがどんなふうな相関関係を持って推移していくのかということについて、受け止めをお聞きしますし、それから、当然対策
そして、今現場に行きますと、非常に不安が広がっているのがやはり米の生産数量目標配分の廃止ということになっておりますし、また米の直接支払交付金もなくなるということなんですね。これで、ますます小さな農家は生き残りづらくなると思います。 私は、国による主要農産物、とりわけ米、麦、大豆ですね、主要農産物の需給調整は国の責任だと考えておりますけれども、国の責任はこの食料の安定供給にないんですか、大臣。