2007-05-21 第166回国会 参議院 決算委員会 第9号
一方で、そこで得ましたマークアップを何に使っているかということにつきましては、委員御指摘のとおり国内産麦の振興にこれまでも使ってきたわけでございますけれども、現実問題としてはいわゆる外麦から出てきましたマークアップ差益部分よりも国内産麦に使います生産振興費の方が巨額に最近では上ってきております。
一方で、そこで得ましたマークアップを何に使っているかということにつきましては、委員御指摘のとおり国内産麦の振興にこれまでも使ってきたわけでございますけれども、現実問題としてはいわゆる外麦から出てきましたマークアップ差益部分よりも国内産麦に使います生産振興費の方が巨額に最近では上ってきております。
このような不安定の体制から脱却して、国民の生存を支えるため、五十年度からさらに自給度を高め、米について、新たに三十五万トンの在庫積み増しを行い、稲作転換目標を百万トンにとどめることとし、かつ、麦、大豆、飼料作物等の生産振興費に百八十七億円を上乗せするほか、農林漁業金融公庫資金を五百十億、農業及び林業近代化資金を一千六百五十億円増額いたしております。
特に、ことしの政府の予算を見ますと、野菜の生産振興費がわずかに十三億五千万円、それから野菜の価格安定費が七億三千万円ですか、両方合わせても自衛隊の主力機一機を買う代金ととんとんだというような状態では、とてもこれはしようがないじゃないかというふうに思うんです。
具体的に申し上げますと、まず低生産部門の生産性の向上をはかるために、農林漁業関係につきましては、まず農業生産の基盤の整備として九百二十三億、農業構造改善事業等としまして百六十三億、畜産生産振興費及び園芸生産振興費として百八十億、林業関係整備振興費としまして百四十八億、水産業関係整備振興費として百四十五億。中小企業関係につきましては、中小企業の高度化資金特別会計の繰り入れ六十七億。
それから次に申し上げたいのは、この予算書をずっと見まして、各局を通じて言えることなんですが、人夫給の単価が、これはまあ各局によってまちまち、生産振興費、畜産振興費ですかの一日単価百九十一円を最低にして、真珠研究所の三百六十円を最高として、大体二百円前後の単価で、これを組まれているのですが、このことが、私は農林省の試験場にいたしましても、種畜牧場にしても、各出先機関で非常に問題をかもしている。