1999-03-18 第145回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
それだけに、一つの問題としては生産性向上メリット還元、これはひとつ全面的にやってほしい。先ほども申し上げましたように、多頭化をやれと言うのであればやれるような価格政策というのが大事だと。
それだけに、一つの問題としては生産性向上メリット還元、これはひとつ全面的にやってほしい。先ほども申し上げましたように、多頭化をやれと言うのであればやれるような価格政策というのが大事だと。
ただ、もちろん、具体的な個々の年度における保証価格の算定に当たりましては、そのときの状況に応じましていろいろ、これも細かく述べると切りがございませんけれども、生産性向上メリットの一部を酪農家段階にとめ置くための算定上の配慮は、既に過去においても行われているというのも実情でございます。
通常、米価算定で言いますというと、自己資本利子とか、それから自作地の地代のとり方であるとか、時と場合によっては生産性向上、メリット還元ですね、あそこらの部分のところを、何といいましょうか調整弁としながら、価格水準を決めるというやり方を往々にしてやってきているわけであります。 これは保証乳価の場合も同じようにあるわけです。
全体としては、生産費の算定の対象になる稲作農家のある意味では母集団でございますが、その全体としての生産性向上メリットをどういうふうにして生産者に残していくかというような問題。
○説明員(近長武治君) 現在の生産費・所得補償方式というのは、現実に実現した生産費ということをもとにして考えておりますので、農家に生産性向上メリットをどういう形で還元するかどうかということは、今の方式では大変難しい問題にはなるわけです。
生産性向上メリットの大部分を価格の引き下げ要素として反映させることは、農業者の生産意欲を著しく阻害し、麦作の健全な発展にとって決して好ましい方法ではないのであります。 第三点は、麦価算定方式の変更に伴う麦作振興の関連対策が確立されていないことであります。
生産性向上メリットの大部分を価格の引き下げ要素として反映させることは、農家の生産意欲を著しく阻害し、麦作の健全な発展にとって決して好ましい方法とは言えないのであります。 第三点は、麦価算定方式の変更に伴う麦作振興の関連対策が確立されていないことであります。
しかし、基本的な考え方を申さしていただきますと、生産性向上メリットというものを生産者価格に、そしてまた消費者価格に明確に反映していかなくてはならないという基本的考え方は持っておるわけでございます。 委員のおっしゃいましたように、国民に理解し納得していただくためにも、そういう点は政府として大いに考慮していかなくてはならないと考えておるところでございます。
後藤食糧庁長官は生産者米価の引き下げについて二日の米価審議会の席上、消費者米価については「生産性向上メリットを消費者に還元するという考えでやっていきたい」と明言したと書いてある。これは毎日新聞だけれども、この毎日新聞がでたらめ書いておるというのか。おかしいじゃないですか。
それを過去三年にとるということは、生産性向上メリットを二年分、二年分はことしの算定米価の要素の中に取り入れておるという一つの基本的な考え方があるわけでございまして、この点がよく議論の分かれるところでございますが、過去二年間の生産性向上メリットは生産者米価の中へ入っておるということでございまして、これを単収という問題で織り込みましてことしも出しましたのがことしの諮問案になるところでございますので、生産性向上
生産性向上メリットの還元という問題に相なろうかと思うのでございますが、最近におきます労働時間の減少とか単収の増というふうなこともございますが、いずれも趨勢的に向上するというふうに考えられます。そうした場合、私どもの算定方式が三カ年間の平均をとっておるわけでございますので、三カ年間の平均ということはちょうど中央値は真ん中にある。
生産性を向上し単収を上げることによって、だんだんとそれを織り込んで米価というふうなものも算定されれば、生産性向上メリット等について農家に帰着するところが少ないのではないかという今の先生の御指摘だと思うのでございますが、私どもも農家の生産性向上努力といったものについては日ごろから感謝もいたしておりますし、また、そのように大いに実績を上げていただきたい、こうも思っているわけでございます。
三点目は、生産性向上メリットの還元問題は豚肉の算定方式でも同様で、農家にメリットが帰属しない。 こういう算定を取り上げまして、いずれにしても政府の試算の問題点を指摘しながら、農家の皆さん方は納得できないという一つの根拠としての説明をしているわけです。これは、そういうことはないと農家の皆さん方が納得できるようなこれに対する回答をひとつしていただきたい。
だから、パリティだってあなた方がちゃんと払ってくれてないのだから、それを値切ったり生産性向上メリットは全部政府が取り上げてしまうのは、これは悪代官のやることだと去年も言いました。これは次の再生産に向けて保留させてもらいたい。全部くれとは言っておりません。何割か保留してくれ。
の理解を得るにまだ至らない状況でございましたので、これを改正法案から落としまして、さらに理解を得るようにということを考えているわけでございますが、といいましても、これは法律だけでやることではございませんで、現在のパリティ方式の中でも、パリティによって算出される部分と、御承知のように生産振興奨励金で付加された部分もございまして、今後麦価の改定に当たりまして生産振興奨励金に当たる部分につきまして生産性向上メリット
それから限度数量ですが、そうすると生産性向上メリットの還元もしない、こう言いますが、それじゃ昨年の限度数量オーバー分については、きょうの畜産局長の説明によりますとまだ決まっていないのでというようなことをおっしゃっているわけでありますが、大臣の腹は、もうあと二日少々しかないのでありますから、それをまずどう処理するかという考え方はしっかりお持ちになった上で諸般の価格算定に当たったのだというふうに私は理解
そういう点を考えますと、これはかなり、この生産性向上メリット還元一つにしても、将来の酪農というものをどう持っていくのか、こういう考え方が基本にしっかりとあるかないかによって、私はこういう試算内容の操作にも非常に大きく影響をもたらしてくるものだと思う。
○島田委員 それなら、大臣の温かい気持ちのあらわれとして、生産性向上メリットを全部生産者に還元せよとは私は申し上げませんが、折半して半分くらいこの際生産性向上メリットを還元するという気持ちに立たれてはいかがでしょうか。
○瀬野小委員 全く生産性向上メリットが図られていないように私は局長の答弁を聞くわけです。先ほども答弁がありましたように、ことしは上がる要素はない。上がっても小さい。上がっても小さいという声が特にまた小さいわけですけれども、本当に希望のない、農林水産冬景色で、まさに春は来ない、逆に酷寒景色が戻るというふうに私は指摘しておりますが、そういうような感じがしてならないわけです。
そういった意味で、この生産性向上メリットについては、機械化等によって年々減少している労働時間、こういったものは農家に還元すべきだ、こういったことを大臣としても強力に大蔵省折衝に当たっても述べて、農民のためにがんばってもらいたいと私は思うのです。
○羽田説明員 ただいま先生の御指摘がございました実納小作料の地代の問題、あるいは生産性向上メリットの還元、この問題についていろいろと御指摘があったわけでございます。 これが誤りであるかというお話なんでございますけれども、決して誤りであるというふうには私は考えません。やはりそのときどきの需給事情というものがあると思います。
それから、政策吸収された、農家に対して生産性向上メリットは明確にこの際やはりメリット分だとして——これは乳価のときにも私は言いましたが、全量よこせと言っているのではありません、私は全量還元してもいいと思いますけれども、全量還元しろと言っているのではない、やはり努力をしたものが報いられてあすからの再生産にまた励みのつくような、そういう報奨の仕方を考えていわゆる生産性向上メリットをこの際具体化すべきだ、
○瀬野小委員 時間の関係がありますのではしょって御質問しますが、さらに、五十年度の生産費の算定を豚肉と同じように推定生産費を使っているために、生産性向上メリットというものが吸い上げられてしまうということになると思うのですが、私は、五十年度の生産費というものは四十九年の生産費をもとに修正すべきじゃないかと思うわけです。
これで生産性向上メリットを還元した考え方を各項目の中に盛り込んだなどということに一体なるかどうか。審議官、あなたはどうしてもそう思っているんですか。これはそんな価格じゃないじゃありませんか。それじゃ、いま大臣あるいは審議官がおっしゃったように各項目に分けているというんであれば、ここのところこそ生産性向上メリットの分として思い切った単価の引き上げをすべきであり、一本単価に直すべきではないですか。
大臣、この際、米のように生産性向上メリットは明らかに農民に返すということをわかるような手段でおやりになるべきだと思いますが、いかがですか。