1963-05-16 第43回国会 衆議院 本会議 第23号 わが国製鉄産業の生産単位当たり設備投資金額を見ますと、西ドイツ、イタリアの実に三・六倍であり、英仏の約二倍となっておるのであります。これは一例でありますが、このような過剰投資が金利高と相まって資本費を高騰させ、コスト高をもたらし、わが国産業の国際競争力を弱化させているのであります。政府はこうした自由放任の経済のあり方を反省し、国家経済にもっと大担に計画性を加えるべきだと思うのであります。 板川正吾