2003-03-20 第156回国会 参議院 環境委員会 第2号
このような趣旨から、例えば現在進められております機械化移植工法の試験に当たっても、また手植えによる移植地においても、藻場全体の生態系の保全若しくは生物生息域としての機能としての把握という見地が必要ではないかと、そのような形で私ども、内閣府に対して既に御意見を申し上げているところでございまして、内閣府ではこの御意見に基づいて、例えば手植えにおける移植地については、単に藻場の活着状態だけではなくて、移植藻場
このような趣旨から、例えば現在進められております機械化移植工法の試験に当たっても、また手植えによる移植地においても、藻場全体の生態系の保全若しくは生物生息域としての機能としての把握という見地が必要ではないかと、そのような形で私ども、内閣府に対して既に御意見を申し上げているところでございまして、内閣府ではこの御意見に基づいて、例えば手植えにおける移植地については、単に藻場の活着状態だけではなくて、移植藻場
今、私たちに求められている保全の思想は、絶滅のおそれのある希少な個体なり地域を守るという施策の根底に、もっと普遍的な意味での広範な環境を保全していこうとする思想がしっかりと確立していなければ、多様な生物生息域を保全することはできない状況になっているのではないかということであります。 そこで、具体的な指摘をしながら私なりの提案をします。