1980-03-13 第91回国会 衆議院 本会議 第10号
放送大学が成人教育、生涯学習の機関として機能するためには、三分の一のスクーリングに出席する条件として、職場における勤労者の休暇及びその身分、そして賃金の保障が放送大学を成功させるかぎであるという観点から、政府が、最小限、ILO条約百四十号の有給教育休暇に関する条約の批准をするよう、わが党はたびたび提案をしてまいりました。
放送大学が成人教育、生涯学習の機関として機能するためには、三分の一のスクーリングに出席する条件として、職場における勤労者の休暇及びその身分、そして賃金の保障が放送大学を成功させるかぎであるという観点から、政府が、最小限、ILO条約百四十号の有給教育休暇に関する条約の批准をするよう、わが党はたびたび提案をしてまいりました。
したがって、大学局としては、いまの先生の御指摘のような雇用の面あるいは有給休暇という面で、実質的にそういう国民の生涯学習なりあるいは大学の構造の柔軟化というものを実際に推進するために必要な手当てというものが非常に大事だという認識を持っております。
一つは生涯学習の観点がございます。これについては、まず、正規の大学教育としてレベルの高い生涯学習の機会を提供するということがございます。
そうすると、ここに出ている項目は、いま木島委員の質問にあるように、この科目をずっと見ると、ある意味では生涯教育的観点、生涯学習的観点から見た科目ではありませんか。たとえば「人間と社会」「社会生活と法」も、これも憲法学者が出るのか民法学者が出るのか私はわかりませんけれども、現代社会で言えば、法社会学みたいなものがあって、片一方では憲法をやる。
それが単に受け身でスクーリングを受けて帰るということではなくて、もう少し積極的に、先ほど来御指摘のあるような生涯学習の場あるいは学生の間における共同の積極的な勉学の場として、地域の文化活動というものの中に一つの地位を占めていくようなものに育っていけば大変望ましいのではないかと、そういう見方を私たちはしているわけでございます。
また、単に大学を経過すべき年齢層の青年だけではなくて、生涯教育あるいは生涯学習ということが要請をされるようになる、それからまた、現在の知識が非いくという中で、私どもが生涯にわたって高度の教育的な機会というものを享受することができるというのは、私ども国民にとっても当然望ましい事柄であるというふうに考えられます。
今度の場合には、教育とだけ出せない、やはり生涯学習権の問題と関連して教養学部なのですから、教育、教養と出すのですよ。そうすると、それはNHKの教育番組と同じ項目になりますから、制度の上では事実上競合する。ですから、そういう問題が残るのです。
そういうことからいきましても、人間というものは、生涯教育という言葉で呼ばれておりますけれども、私は、むしろ、生涯教育というよりは生涯学習というものの考え方でなければいけないのじゃないかというふうに思っておるわけでございます。
これからの教育というのは生涯教育、生涯学習というものが世界全体の大きな一つの方向です。日本が取り組まなければならぬことですから、大臣の所信表明においても、放送大学は生涯教育の中軸としてとお述べになっていらっしゃいますのはそこです。しかし、そういう生涯教育を進めていく場合において決定的な障害になるのは何かというと、有給休暇がないからなんです。それが確立されない限りだめなんです。
教育問題の最後に、生涯学習について見解を述べ、質問をいたします。 政府は、今般放送大学の本年十月設立を決定しました。放送大学は、病気や家貧しきがゆえに学校に行けなかった者、女であるがゆえに大学へ行けなかった者などの多くの国民の高等教育を受ける機会を広げ、また、生涯学習の一翼を担うものとして期待され、注目も浴びております。
また、働きながら学べるように、社会人に対する大学の公開、教育のための有給教育休暇制度、これらを整備をして、生涯学習の体制をつくらなければならないと思います。さらに、学歴社会を是正するために、まず上級職公務員資格試験制度を廃止したらどうか、あるいは官庁や会社の採用の際の学校指定制度の廃止を私はしたらどうかと提案をいたしたいと思います。総理の御所見を承りたい。 今年四月、統一地方選挙が行われます。
学位を取りたいという勤労学生が非常にたくさんおられる、その人たちの要望にこたえるということも大事なことであり、また、学位を取ろうとは思わないけれども、もう子供も大きくなって暇になったから、放送大学のどういう科目だけはひとつ勉強をしたいという主婦もまたたくさんおられる、そういう方々のいわゆる生涯学習の要望にもこたえる。私はこの二つがあっていいと思うのです。
においての専修学校のあり方をどうするか、それから援助保護するにしてもどのようなことに留意をして、どのようなことをしていったらいいのか、基本的な事項について関係者並びに学識経験者による懇談会を設けて調査検討を行っていこう、こうしておるのでありますが、基本的な心構えについては、最初に申し上げましたように、これはやはり多様な進路のある、その希望を持っておる人々を、できれば、いつでも、どこでも、だれでもという、生涯学習
○海部国務大臣 国立婦人教育会館を設置します目的というのは、やはり婦人の生涯学習あるいは生涯教育と申しますか、いろいろな意味で学習の意欲が高まっており、また長年にわたって、地域婦人団体とかあるいは婦人教育団体の方から、ぜひこういうものをつくってほしいという御要望等も事実ございまして、そういう意味でつくったものでありますから、先生御指摘の杞憂されるような方向に進んでいきますことは、せっかくつくりました
○海部国務大臣 この放送大学は、いつでも、どこでも、だれでも正規の大学に学ぶことができる、こういうことを理想像として描きまして、生涯教育といいますか、受ける方から見れば生涯学習ということになりましょう、そういう一つの全く新しい構想の大学として文部省は考えておりまして、昭和四十四年以来ずっと調査を続け、たしか昭和五十年から創設準備に入ったと記憶いたしますが、おくれたとおっしゃいますのは、今年度の予算案
われわれは、人間本位の教育を根底に据え、国民一人一人の学ぶ者としての主体性に基づく生涯学習を強調するとともに、学歴偏重型雇用制度の改革を主張しており、その立場から憲法二十六条の国民の教育権学習権と教育の機会均等を保障するため、国、地方自治体の任用基準改正と大学教育の拡充、私立大学補助の三倍化、私立高校補助七倍化、高校全入制の実施などの教育ミニマムを設定し、現状からの改革を図らなければならないと考えておりますが
それからもう一面から見ると、生涯学習といいますか、生涯教育といいますか、そういった立場から言いますと、学校教育と社会教育と、その関連というものはますます緊密になっていくでしょうし、制度的にも相互乗り入れというようなことも望ましい方向ではないかというふうに私なども思うのですけれども、文部大臣はそういった大ざっぱな方向についてどのようにお考えになっていらっしゃるか、それを承っておきたい。
現在、学校教育の一環としてテレビを利用している学校もあるとは聞いておりますが、生涯学習という立場から、どこでも、いつでも学習できるような教育システムを実現していくために、テレビを十分利用することを真剣に検討するところにきているのではないかと思うのでございますが、大臣はこのテレビを通した教育というものについてどのようなお考えをお持ちでございましょうか。
生涯学習という言い方の方がいいかもしれません。いままででも、本当にりっぱな人は実はそういうふうにやっておりましたけれども、しかし非常に急速な社会の変化の中で一層そのことが必要になってきている。私が生涯教育と言っております意味は、そういう意味でございます。
ですから、いま先生が生涯学習と言う方がいいじゃないかというお言葉がありましたが、これは私も自己教育という意味合いでとって使ってきておりますが、なお先生のその表現の方がいいかなとさっきから思っていたのです。その表現を日本で広く使ってみたら、そしてそれが定着してくるということの方が意識が徹底するかもしれません。
同時に、教育という場合には、御指摘のように生涯教育、生涯学習に奉仕できるようにしていかなければなりませんので、学校だけの問題ではなしに、社会教育、家庭教育全体を通じまして、いま御指摘のようなことが全うされるように努力していかなければならない、かように考えておるところでございます。積極的な努力をあらゆる部門について払っていきたい、こう思います。