1973-07-05 第71回国会 衆議院 地方行政委員会 第40号
この職務給的な改善部分は除いて生活給的部分を見るという考え方でやっておるわけでございます。しかし、その考え方につきましては、先ほど申しましたようにいろいろ問題がございまして、国会でもいろいろ御指摘を受け、反省するところが大きかったわけでございまして、今回公務員給与にすべて寄るという方式になったわけでございます。
この職務給的な改善部分は除いて生活給的部分を見るという考え方でやっておるわけでございます。しかし、その考え方につきましては、先ほど申しましたようにいろいろ問題がございまして、国会でもいろいろ御指摘を受け、反省するところが大きかったわけでございまして、今回公務員給与にすべて寄るという方式になったわけでございます。
その回答は、御承知のように、物価と公務員給与を組み合わせまして、まず物価は全面的にこれを見ていく、なおかつ物価と公務員給与との間に格差がある場合におきましては、そのうちの職務給的部分は除いた生活給的部分を上積みしていくという、いわゆる恩給審議会方式が確立されたわけであります。
われわれ先ほど申し上げました公務員給与の分析をしまして、職務給的部分と生活給的部分をいかにして分析するかという方法論の問題でございますが、われわれといたしましてはこういう方法論をとったわけであります。
○政府委員(入江誠一郎君) 只今の問題につきまして、人事院の見解をお答え申上げたいと思いますが、お話の通り、給与の単純化と申しまするか、現在御承知の通りいろんな手当がございまして、これを成るべく本俸に統合いたしまして、給与の単純化と適正化と公平を図るということと、一面お話の通りだんだん経済の安定に伴いまして、生活給的部分と同時に、又職務給的部分を考えなければならんということも事実でございまするけれども
併しながら現在の段階におきましては、やはり生活給的部分と言いますか、そういうものが生活の実態から申しまして、整理が困難であることが一つ、並びに先ほど申上げました通り、技術的にもこれを整理することには相当困難性があるじやないかと思いまして、やはり経済の状況なり、公務員の家計の状況並びに国のほうの財政の問題と睨み合せて解決いたしませんと、当分この解決は困難ではないかと申しましたのは、そういうことなんです