1955-12-12 第23回国会 衆議院 予算委員会 第6号
(拍手)たとえばわが党の編成がえに伴う予算増の財源を、三十一年度においていかに措置するかというような御質疑もありましたが、あたかも政権担当のあかつきにおいて、わが党の政策内容が現内閣と同様であるというような、驚くべき錯覚に基く議論の展開であり、あるいは年の瀬を控えて失業者や生活扶助を受けておる人たちに対し、せめて餅代でも与えたいというわれわれの思いやりにひっかけて、その前に職安の日給や生活扶助費そのものを
(拍手)たとえばわが党の編成がえに伴う予算増の財源を、三十一年度においていかに措置するかというような御質疑もありましたが、あたかも政権担当のあかつきにおいて、わが党の政策内容が現内閣と同様であるというような、驚くべき錯覚に基く議論の展開であり、あるいは年の瀬を控えて失業者や生活扶助を受けておる人たちに対し、せめて餅代でも与えたいというわれわれの思いやりにひっかけて、その前に職安の日給や生活扶助費そのものを
○風早委員 生活扶助費そのものが下つておるというところにも、その一端が現われておりますが、事実本年度のこの予算は、すでにこうやつて二十六年度に比べて実質も今申したようなわけであるし、また実額も実際の生活扶助費としてはかえつて減つておる、こういうことだと思うのです。これに対して厚生大臣として、こういう状態は一体どこからどうしてこういうふうになつて来るのか。