1947-10-02 第1回国会 衆議院 文教委員会 第11号
生活保護法によつて保護を受ければ、それは恩給よりもはるかに高給與でありますが、やはりひとつの誇りをもつて、生活保護法にはよりたくない。多年この道に働いて來たのだから、できる限り若干の恩給の増額によつて、とにかく老後を支えていきたいという切望をもつておるのであります。この點につきましては私どもたくさんの人々に接觸をして、同情の念わくことを禁じ得ないのであります。
生活保護法によつて保護を受ければ、それは恩給よりもはるかに高給與でありますが、やはりひとつの誇りをもつて、生活保護法にはよりたくない。多年この道に働いて來たのだから、できる限り若干の恩給の増額によつて、とにかく老後を支えていきたいという切望をもつておるのであります。この點につきましては私どもたくさんの人々に接觸をして、同情の念わくことを禁じ得ないのであります。
○山崎(道)委員 今私の質問の途中から大臣はおいでになつたので、ちよつと御理解が違つておる點があるのでございますが、私はつまり生活保護法までに轉落しなければ救つてもらえないというのでなく、少くともこの兒童福祉法案は一般の兒童を保護する法案である。かように理解しておりますので、母を離れて子供の福祉はあり得ないので、ぜひこの法案の中へ母を保護する點を含めてもらいたいという質問の今過程でございます。
○一松國務大臣 今のお話の生活保護法の規定によつて、生業資金を一人五千圓だけ貸してやる。それまで六箇月經つて六百圓返せということは無理な請求だ。それはいわゆる民生委員が不心得なのです。できないものに返せなどということは、何とかに何を出せというようなことと同じことで、不能を人に責める。それは民生委員の心得がよくない。
○米澤政府委員 豫算の四千三百萬圓のお話でありますが、この法律全體といたしましては、現在生活保護法からいろいろな兒童の給與施設に出ております三千萬圓程度のものを入れまして、七千萬圓ちよつとの豫算に實際はなるのであります。それから第七條に關連いたしまして、母子寮の施設をどうしてこの法律に取上げないかという御意見でありますが、母子寮の問題につきましても十分研究いたしたのであります。
でございますからもう今日の程度に行けば、非常特別措置の方法を取らなくてもいわゆる資産のある者に対しては有料、資産のない者に対しては無料というような区別を付けて、そうして救助の目的を達成するというのが正しいやり方でありますから、おそらく東京都廳もそういうような意味においてやつたのでありまして、明日から、いわゆる生活保護法の規定によつて救助しなければならない者にまで有料でなければ食糧を配給しないという趣旨
もう今日ではすでに非常災害に措置を取る必要がないという見通しがその長官について、そうして財産のある者には有償、財産のないような、いわゆる生活保護法の規定によつて保護しなければならんような者については、無償若しくは生活保護法の範囲内における活用とかいうようなことは、地方長官にそれぞれ任してあるのでありますから、ただ混乱時であるからということよりも、むしろ非常災害に対する救助の必要がなくなつたならば、ということの
もちろん辻井さん御指摘の通り、生活保護法などという救貧的制度において失業者を救濟するということは本筋ではないのでございますが、これも一つの方法だと考えております。
これまではただ生活保護法によつて食えない者を救うということは、政府から言明せられておりましたが、申すまでもなく生活保護法は、生活能力のない者の生活を救援することを目的にできておる法律でありまして、これらによつて働く能力も腕もある失業者が甘んじていそうなはずがないのでありますから、これではやはり不十分であると考えます。
青少年禁酒法制定反対に関する請願 (第二百一号) ○拂下げミシンに関する請願(第二百 十号) ○結婚問題に関する請願(第二百二十 号) ○恩給増額に関する請願(第二百二十 三号) ○社会保險制度の一元化に関する陳情 (第三百三号) ○教員恩給増額に関する陳情(第三百 十二号) ○結核医療施設を市営に復元すること に関する陳情(第三百二十一号) ○教員恩給増額に関する陳情(第三百 四十六号) ○生活保護法
一應の政府の対策としましては、先ずこれらの者の職業、手の職がありませんので職業補導というふうな機関へ入れて、そうして手の職を授ける、そうして適当なところに就職斡旋をしてやるということを決めまして、そうしてそういうふうにして斡旋をしても、どうしても食つて行けない者は、今あります生活保護法か何かでも援助してやる、そうして今仰せになりましたように、女としての最後のものまで提供しなければならないというような
そのときに政府のやりました手としましては、御承知のように生活困窮者緊急生活援護要網、現在で申しますと、大体生活保護法がこれに代つておるわけですが、この政策を先ずやつたのでございます。
○政府委員(葛西嘉資君) 兒童福祉法の点については、これは私から申し上げるのはちよつと如何かと思いますので、何ですが、生活保護法の保護施設の点についてだけ申し上げたいと思います。大体精神については同じだと思います。
答弁 生活保護法の生業資金と歩調を合わせる考えである。 以上の質疑應答のほか、最も問題となりましたのは、先ほど法案の内容を述べる際に申し上げました、廣範囲にわたる権限附與に関する点であつたのでありまして、質問應答の際にも、また委員の協議会の際にも、この点が論議の中心となつたのであります。
次に應急救助の物資を有償にするか、或いは無償にするかというお質しにつきましては、御承知のように罹災者に対する配給物資は有償を原則といたしておりますが、生活困窮者には生活保護法の適用をいたす建前になつております。
○板野勝次君 重ねて質問いたしたいのですが、生活保護法による方法と申しましても、こういう場合に適切な処置はなかなか構じにくいので、全体として罹災者の生活内容を一々檢討しておるというようなときでもないので、是非とも二十日若しくは三十日間は無償で、不安のないような方法をとることが今度の災害の政府の責任の処置としても当然だと思うので、そういう最低限度の物資は生活救助法を適用するとかしないとかいうふうな面倒
これにつきましては、災害の状態が一應回復いたしましてから、余裕のある方には有償で配給をいたし、又生活の困窮しておられる方に対しましては、生活保護法を適用して適当の措置を講じたいと考えております。 尚ラジオその他による宣傳について御注意がありましたが、これは適切な措置を講じます。
第二は、私共厚生委員会におきましては言うまでもなく、生活保護に関しまする問題を取扱つておりまする関係上我々本委員会におきましても現内閣のお持ちになつておられまする賃金政策というものに対しましても亦関心を持たざるを得ないのでございましてその点を簡單にこの機会に伺いたいと思います。
これがこの生活保護法のごとき單なる救濟制度とは非常に違つておる点であります。決して單に保險金、手當金を支給するということ自体が目的じやないのでございます。即ち國の就労斡旋機関と結びつきまして、飽くまでまず仕事を見つける、どうしても仕事がない場合に初めて失業の認定をして保險金を渡すということに考えておるのでございます。
失業保險法の立案につきましては、昨年八月十五日、衆議院の生活保護法案委員会の附帶決議におきまして、「失業保險の創設に前進すべし」という希望があつたのでございまして、政府におきましては、昨年の秋以來、社会保險制度調査会において審議しました答申に基きまして、その調査立案の準備を進めて参つたのでございます。
それからいわゆる職業輔導によつて、比較的に勞働力の需要の多い方面へ再訓練をするための勞務配置の轉換、こういうことも必要であるが、なおかつ食えないものは、生活保護法というようないわゆる救貧制度でなしに、社會保障制度として各國でこれをやつており、また日本でも從來長い間研究しておつたところの失業保險あるいは失業手當というものをやることが、私は少くとも今日の經濟情勢においては、決して妥當ではないという結論は
○山崎(道)委員 大臣のお考えはよくわかるのでございますが、昨年生活保護法の審議にあたりまして憂慮したことが、やはり實施されてみると、考えていたような運營の方法になつておりますので、私はどうも不安でならないのでございます。
聞きまするのに、當時におきましては、雇入れの申込みの方が求職申込みよりも多かつたというようなふうに聞いているのでありますが、いずれにしましても、禁止料飲業者の就職斡旋を優先的にやるというような點、またほんとうに生活の困窮する者につきましても、生活保護を徹底するというような點につきまして、厚生省から地方廳に十分なる指揮をしておつたということを諒承しているのでありまして、ただ先ほど申上げましたように、まだまだ
それから保育と生活保護法との関係でありますが、現在は御指摘のようなやり方をやつておりますので、多少無理もあるかと考えておるのでありますが、この法律におきましては二十三條の規定によりまして保育所の使命趣旨を書いておりますので、これに該当する兒童でありますならば、一人でも二人でも全部補助、委託費用を出すというようにいたしております。
併しこの兒童委員は、やはり生活保護法その他の関係で十分これを利用するということも必要でありますので、まあこういう形を採つたのでありますが、併し今後はできるだけ兒童委員としての適当な方が多数出られるように考えたいと社会局とも十分相談いたしておるのであります。
第三のお尋ねは保育と生活保護に関する問題であります。
であんなに生活保護法という有難い法律ができておりながらそれを扱つて行きます人が当を得ないという場合に、今日のような状態になつておるのでございますが、そこへ持つて來て、又兒童委員というものを重ねて兼ねられました場合に、これは大変な問題があるのじやないか。
これはここで俄かに私共賛成し難いと存じまするが、その点につきましてどうしても民生委員をすることが便利だという点におきましては、現在民生委員が生活保護法の運営に当つて実際の仕事をいたしておりまするいわゆる生活保護をなし得る立場にありますから、そういう立場において、さような意味の兒童を取り扱う場合だけは都合がいいと思います。
○政府委員(米澤常道君) ちよつと私少し所管が違いますので、実は民生委員の方は社会局がやつておりますので、細かい指導のことはちよつと申し上げにくいのでございますけれども、これは昨年生活保護法を制定いたしましたときに、今までの制度を変えまして、新らしい民生委員令を制定いたしました。
さらに村山全生園というのがあるのでありまして、これはやはり癩患者の療養所でありますが、ここでは生活保護法による保護を昨年の十月から施行しておるようであります。しかるにこの樂泉園においては何らこれを施行しておらぬ。これは一體どういうわけであるか。一方において施行しておるにかかわらず、こつちでは施行しておらぬ。
八月三十日 生活保護費の全額國庫負擔に關する陳情書 (第一三〇號) 鍼灸醫法制定に關する陳情書 (第一三五 號) 住居法制定に關する陳情書 (第一四七號) 國民健康保險事業擴充に關する陳情書) (第一四 九號) 横濱療養院の市營還元に關する陳情書 (第一九〇號) 引揚者の住宅難緩和對策に關する陳情書 (第一九三號) 引揚者更生對策の緊急措置に關する陳情書 (第一九四
ここで患者側から生活保護法の適用につきまして、「(生活保護法適用につき當局がいかに執意がないかということにつき證據として朗讀す」要旨は「生活保護法適用につき庶務課長に進言したが、患者から申出のないうちはやらなくてもよいと言われた」これに對しましても、加藤課長から、「それは事實のように思える。事實はよくわかつた。」という答辯をしております。
こういう場合には生活保護法というものが、更にその上に超過して操作されるべきものでありますかどうか、これをお尋ねいたします。 尚言葉の文字でありますが、第四條の第三號でありますか、「あつ旋」とあります。
それから失業保險と生活保護法との關係でございますが、これは近く失業保險法、手當法を御審議を願いますときに、更にいろいろ御説明をいたしたいと存じますが、失業保險としましては標準報酬というものを基準にして、それの何パーセントの保險金というような規定の仕方になつておるのでございます。
失業保險法の立案に關しまして、昨年八月十五日衆議院の生活保護法案の委員會の附帶決議におきまして、失業保險の創設に前進すべしという御希望がございましたので、政府におきましても昨年の秋以來、社會保險制度調査會におきまして審議いたしまして、その答申に基きまして、その調査立案の準備を進めてまいつたのであります。