1977-03-30 第80回国会 衆議院 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号
○武田小委員 仮に五十二年度の推定生殖費を用いるとすれば、当然物価指数というものも考慮に入れて考えていかなければならないと私は思いますが、その点はどうでしょうか。
○武田小委員 仮に五十二年度の推定生殖費を用いるとすれば、当然物価指数というものも考慮に入れて考えていかなければならないと私は思いますが、その点はどうでしょうか。
三十八年のてん菜の生殖費は、農林省の数字でみると、大体十アール当たり、すなわち一反歩、反収約二トン半と見て、第一次生産費は、一万四千二百三十円で、この内訳は種苗費が五百十九円、肥料費が四千八百九十七円、諸材料費が二百六十七円、防除費が二百九十二円、建物費が百三十七円、農具費が八百二十一円、畜力費が千百十三円、労力費が五千八百九十三円、賃料料金が二百九十一円。
限界生殖費が僅か五千五百円というのですが我我話を聞けば分るのですが、限界という非常に一番最高の生産費をとつたところで五千五百円というのでは、如何にも看板に対して金額が少いというような気がする。今度のこれに関係はありませんがそういうようなアイデアをいろいろされているようでありますが、あの名称はやや看板倒れのような感じがする。
でそれにいたしましても本年度の生殖費は結局只今米価を決定するとするならば、昨年度の生産費調査から推定をした一つの二十五年産米の推定生産費というものが出せるわけです。そういう作業もいたしたわけです。そういたしますと実はこれの平均生産費主義を採りますと、非常に端的に申しますがなかなか我々の常識的に考えておるような米価には到達しない。