1994-02-25 第129回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
今回の法案は、端的に言いまして、浄水処理に伴い副次的に生成する人の健康にとって見逃せない発がん物質でありますトリハロメタンの生成防止として対応している。その点では私どもも一定の評価をしているわけであります。しかし問題は、今も長官が御答弁されたように、長官が強調され、また私から言えば非常に大言壮語されていた、その総合的な対策という点から見ますと、ほど遠い内容になっている。
今回の法案は、端的に言いまして、浄水処理に伴い副次的に生成する人の健康にとって見逃せない発がん物質でありますトリハロメタンの生成防止として対応している。その点では私どもも一定の評価をしているわけであります。しかし問題は、今も長官が御答弁されたように、長官が強調され、また私から言えば非常に大言壮語されていた、その総合的な対策という点から見ますと、ほど遠い内容になっている。
そういう対策をとる場合に、水道事業者がどのようなトリハロメタンの生成防止のための措置を講じているかということについて計画をつくって規制等を行っていくわけであります。
浄水場でトリハロメタンの生成防止の対策は、塩素反応によってトリハロメタンが生成されることから、まず浄水場でそのとるべき対策が行われるべきで、水道水中のトリハロメタンの監視、測定とともに、塩素処理の管理の適正化にこれまでも努力が払われております。
これの根拠でございますが、下限値の七百五十度といいますのは臭気の発生を防ぐために決められておるわけでございますし、上限値の九百五十度といいますのは灰の溶融防止、またクリンカーの生成防止というようなこと、また窒素酸化物の発生防止というような観点から決められておるのでございます。
財団法人鉄鋼設備窒素酸化物防除技術開発基金といいますものは、NOx防除技術の開発促進のため、約三十四億円の計画で、大学、関連業界、各研究機関に対する研究助成金の交付を行っておりまして、すでに助成交付をしたテーマは、NOxの発生機構及び環境中の挙動に関する調査研究七件、燃焼改善等のNOx生成防止技術の研究開発十五件、排煙脱硝技術につきますもの二十三件等々、合計で六十件に及んでおる次第でございます。
それは、やはり最も主たるねらいである犯罪者のアフターケア、要するに、一回犯罪を犯した者が再犯することを防ぐという、これが一番大きなねらいでして、更生保護の分野における犯罪者の生成防止というのは、再犯防止が一つ、それからそういう再犯防止に努力しているということが積み重なったものでやはり最初の犯罪を防ぐという方につながっていく、そういう両面を持っているんじゃなかろうか。