1977-11-21 第82回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号
○参考人(池満洋君) ボーリングについておっしゃるとおりでございますが、たとえば、昭和三十九年に通産省の公益事業局の原子力発電課が鹿児島県に委託をして原発立地のための地盤の調査をやったわけですが、そのときに鹿児島県が作成をした地質図では、川内川に横たわっておりますところの断層を地質図から抹殺をする意図であったろうと私は考えておりますが、いわゆる川内川をはさむ右岸と左岸の地層の生成年代をごまかして、右岸
○参考人(池満洋君) ボーリングについておっしゃるとおりでございますが、たとえば、昭和三十九年に通産省の公益事業局の原子力発電課が鹿児島県に委託をして原発立地のための地盤の調査をやったわけですが、そのときに鹿児島県が作成をした地質図では、川内川に横たわっておりますところの断層を地質図から抹殺をする意図であったろうと私は考えておりますが、いわゆる川内川をはさむ右岸と左岸の地層の生成年代をごまかして、右岸
東電さんから出した資料などをずっと見ますると、西山層の上にある安田層と番神砂層の生成年代について、東電側は二十万年ないし三十万年以前、または十五万年ないし二十万年以前だと言っておるのに対して、新潟大の測定では二ないし三万年というふうにけたが一つ違うわけですね。
○石野委員 私はあまり学問的にはわからないんだけれども、そういう地層の生成年代の上からいいまして、もし反対同盟の言っているような年代、それは地層によって地質がいろいろ違うと思いますけれども、あそこに行って私もいろいろ話を聞いたり見たりして、これではなかなか容易じゃないなと、こう思ったのですが、炉心を設置するような状態であるのだろうか、あるいはまたもしあるとすれば、あの敷地の中でどんなところが適地なんだろうかというようなことを
しかしこれは、一般炭と申しましても非常に若い年代の石炭、たとえば日本の例で申しますと、常磐炭鉱の南地区の茨城等、あるいは釧路の太平洋、あの辺の炭層につきましては、これは一般炭なんですけれども生成年代が他の一般炭に比べまして少し若いようでございまして、これは構造ガスはかなりございます。特に太平洋等におきましては相当ございます。
もう一つ致命的な問題は、先ほどお話がありました石炭の生成年代が若いのと同時に、地質構造のスケールが非常に小さい。それともう一つは、火山国であるために褶曲というものがございまして、石炭鉱層の存在状態、自然条件というものはヨーロッパの炭鉱の比ではありません。もう一つは、産炭地と生産事業との関係でございます。
で石炭が特に先ず外国に比べて高い原因は何かということでございますが、これに一つには石炭の生れと申しますか、日本の石炭が非常に生成年代が新らしいというような面から、品質自体か実は外国の石炭より大分悪いわけでありまして、そういう点から、原炭としてはそう差がございませんでも、それをカロリー当り幾らというふうな、その本来の効用に応じた価格という点になりますと、非常に不利になる。