2017-05-19 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
御指摘の、関連学会の審査委員会との関係でございますが、国からの事業委託や研究委託といった形式ではございませんで、平成二十八年四月に総合科学技術・イノベーション会議生命倫理専門調査会によってまとめられた「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について(中間まとめ)」に基づき、各研究機関が行う倫理審査を支援するため、関連学会が協力して、各研究機関が行う倫理審査が適切に行われているか審査するという仕組みを
御指摘の、関連学会の審査委員会との関係でございますが、国からの事業委託や研究委託といった形式ではございませんで、平成二十八年四月に総合科学技術・イノベーション会議生命倫理専門調査会によってまとめられた「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について(中間まとめ)」に基づき、各研究機関が行う倫理審査を支援するため、関連学会が協力して、各研究機関が行う倫理審査が適切に行われているか審査するという仕組みを
○進藤政府参考人 先生御指摘の、もろもろの事例でございますけれども、生命倫理専門調査会では、御指摘の、例えばiPS細胞由来の生殖細胞から作成した胚を胎内移植する研究ですとか、ゲノム編集技術によって人為的にデザインした人物をつくり出す研究のような極端な例までは、実は議論しておりません。
○進藤政府参考人 先生御指摘のとおり、生命倫理専門調査会における中間まとめの取りまとめの過程でいろいろな議論がございました。
総合科学技術・イノベーション会議生命倫理専門調査会では、御指摘のとおり、昨年四月に、「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について(中間まとめ)」を取りまとめ、臨床応用については技術的及び社会的問題があるため容認できないが、基礎的研究においては容認できる場合があるとの考え方を示したところでございます。
内閣府の生命倫理専門調査会は、昨年四月、こうした研究の実施を、条件を満たす基礎研究であれば認める中間報告をまとめ、関連する四つの学会が研究を審査するための委員会を設けることとしていました。しかし、学会側が国の責任ある関与が見込めないので委員会を解散すると決めたため、事実上、研究実施のめどが立たなくなってしまったというようなことであるようです。
○進藤政府参考人 私ども、今後、先ほども申し上げました生命倫理専門調査会におきまして、やり方も含めてしっかりと検討してまいりたいと思っております。
○鶴保国務大臣 生命倫理専門調査会では、主に受精胚や生殖細胞という生命の出発点に焦点を当て、さまざまな最先端技術応用に関連した基礎的研究から臨床応用に至る生命倫理的課題について議論を重ねてまいりました。
今後、こうした脳科学分野においても検討すべき生命倫理上の課題が生じる場合には、生命倫理専門調査会においてしっかり検討を行ってまいりたいと思います。
平成二十七年九月九日、生命倫理専門調査会の中間まとめと称して「ヒトの幹細胞から作成される生殖細胞を用いるヒト胚の作成について」を、平成二十八年四月二十二日付で「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について」の中間まとめが発表されました。昨年のことですね。
この会議のときに、合同ゲノム編集委員会は、生命倫理専門調査会の取りまとめに基づき、学会が案を具体化しようとするものである、学会が自主的に決定し、勝手に研究の審査を行う組織ではないと明言をしている。
○塩崎国務大臣 内閣府の生命倫理専門調査会が、平成二十八年四月に、「ヒト受精胚へのゲノム編集技術を用いる研究について」という中間取りまとめを行っています。これを見ますと、御指摘のデザイナーベビーを含めて、ゲノム編集を行ったヒト受精胚の臨床応用、これについては現時点では容認できないとされています。
ヒト受精胚に対するゲノム編集を用いた研究のあり方につきましては、生命倫理専門調査会において、関係学会と協力しながら、実効性のある仕組みを構築すべく検討しているところでございます。
過去、国民を巻き込んだ議論をした上で今日の先端医療技術の推進を図ってきたのかという御質問でございますけれども、過去の事例として御紹介させていただきたいのが、「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」というものの策定に当たって、生命倫理専門調査会というものが開かれております。 そこでは、生命倫理、宗教、生物学、法律学、医学、そして哲学など、幅広い有識者による検討を行った。
○政府参考人(磯田文雄君) ES細胞による研究につきましては、委員御指摘のとおり、iPS細胞の研究を進める上でも極めて重要な研究分野であると認識しておりまして、昨年十一月の総合科学技術会議生命倫理専門調査会の決定を受けまして文部科学省において緩和に向けた検討を急いだ結果、指針を二つに分け、機関内倫理審査委員会の審査に加え、更に国が確認を行う二重審査を廃止するなど……
総合科学技術会議の生命倫理専門調査会の最終報告では、今すぐ強制力を有する法制度としての包括的整備をするのは容易ではないということで、ヒト受精胚の作成、利用にかかわる国のガイドラインを策定し、ガイドラインの遵守状況を見守りつつ法整備に向けて引き続き検討するということになっているわけですけれども、この問題は専門家の方々による検討だけではなくて国民的議論が求められているんだと思います。
○高市国務大臣 総合科学技術会議の生命倫理専門調査会最終報告、ここに書かれてありますのは、ヒト胚をどのように取り扱うかは、個々人の倫理観や生命観を反映して、国民の意識も多様であり、今すぐ強制力を有する法制度として包括的に整備するのは容易でないという判断から、ヒト受精胚につきましては、今までは日本産婦人科学会の会告といった自主規制だけでしたけれども、ヒト受精胚の作成、利用にかかわる国のガイドラインを策定
一つは、今の高市大臣のお話にもありましたけれども、総合科学技術会議の生命倫理専門調査会が二〇〇四年の七月に、研究目的のヒト胚づくり、これを条件つきで認める最終報告をまとめまして、文部科学省と厚生労働省にガイドラインの具体的な内容を検討するようにと言っています。この検討は今どこまで進んでいるんでしょうか。
ことし七月に、総合科学技術会議の生命倫理専門調査会が研究目的の人クローン胚づくりを条件づきで認めるという最終報告をまとめて、総合科学技術会議に報告をいたしました。
生命倫理専門調査会の議論におきましては、手術等により副次的に未受精卵を入手することにつきましては、患者夫婦のインフォームド・コンセントを得た上で、婦人科の開腹手術あるいは腹腔鏡検査などの際に摘出しました卵巣あるいは卵巣切片等から採取することが紹介されておりました。具体的な病名としましては、卵巣嚢腫が挙がっておりました。
○政府参考人(上原哲君) 先ほどもちょっと御紹介申し上げましたが、総合科学技術会議の中に生命倫理専門調査会を設置いたしてございまして、例えばES細胞といいまして、胚性幹細胞からできた細胞の樹立及び使用に関する指針とか、そういうものの調査検討を行うとか、先ほどもちょっと御紹介申し上げましたが、ヒト受精胚の生命の萌芽としての取扱いに関する検討とか、これ自体はクローン技術規制法に基づくものでございますが、
その際、受精卵も、また未受精卵につきましても、この検討の必要な範囲内において議論しているところでございますが、自然科学のみならず、法学、宗教学、哲学的な問題まで含めて、幅広い分野の方々から構成される生命倫理専門調査会、これを設けまして調査検討しております。その際に、調査検討する際も、公開の場で進めてございます。
これは、二月二十七日に開かれた総合科学技術会議第十二回生命倫理専門調査会においても、笹井教授がみずから発議をされたというか、答弁をされているわけですが、私が聞いた、例えば、特許をとった事例等々を御存じないのかといったことにこの研究というのは当たらなかったから、四月に確認されたばかりだから、そういう特許という例はまだ出ていないというふうに言われたのかどうか、その辺をちょっと具体的にお伺いしたいと思います
○遠藤(昭)政府参考人 これを議論されておりました生命倫理専門調査会、ここでも女性の委員の方は何人か入って御議論をいただいております。それが一つでございます。 それから、ヒト胚は、人の生命の萌芽としての意味を持っておりまして、人のほかの細胞とは異なって、倫理的に尊重されるべきである、慎重に取り扱わなければならない。
ここにまさに書かれておりますように、現在、この規定に基づきまして、総合科学技術会議の生命倫理専門調査会において鋭意検討が進められているところでございます。私どもとしましては、この検討結果を踏まえて、法律の施行の状況等を勘案して、我が省においても適切に対処してまいりたいと考えております。
○遠山国務大臣 私は、男性、女性ということを超えて、これは人間として、一体どういうふうにこういう問題に対して対処していくかということも含めながら、生命倫理専門調査会において今粛々と議論をしていただいております。しかも、これはオープンでございます。
ヒトES細胞が生命の萌芽であるヒト受精胚というものを滅失して樹立をされるものであるという生命倫理上の問題があることを踏まえまして、我が国におきましても、科学技術会議生命倫理委員会、それから総合科学技術会議、生命倫理専門調査会、ここにおきまして、かなり時間をかけて活発な議論が行われました。昨年九月に指針の策定を行ったところでございます。
ただいま先生の方からお話ございましたヒト受精胚の人の生命の萌芽としての取り扱いのあり方に関する審議でございますけれども、総合科学技術会議の中に専門調査会が設けられてございますが、その専門調査会の一つに生命倫理専門調査会がございますけれども、ここでこれらの問題について審議を進めてきているところでございます。
総合科学技術会議、特にその中の生命倫理専門調査会の役割が重要だと思うんですが、今、官房長官もおっしゃったように厚生省の生殖補助医療の専門委員会や審議会では代理出産は禁じる報告書をまとめております。
○小宮山洋子君 昨年の秋には厚生省の方で生殖医療に関する専門家会議の答申も出ているわけでして、今おっしゃったように、これからその総合科学技術会議、中でも特に生命倫理専門調査会の役割がこの点について大変重要になると思われています。