1974-05-24 第72回国会 衆議院 決算委員会 第16号
もう一度申し上げますと、生体内変化、それからダイコクネズミの雌についての慢性毒性試験、二世代に及ぼす影響、食品中における化学変化、五番目といたしまして腸内細菌叢に及ぼす影響、かような五つの付帯条件がつけられたわけでございますが、この際の議事録を見ておりますと、「できれば期限を附して指定し、その間に指定基準にそった試験を行なうべきものと考えるが、法規的に期限付指定が不可能であるので、次の試験を行なうことを
もう一度申し上げますと、生体内変化、それからダイコクネズミの雌についての慢性毒性試験、二世代に及ぼす影響、食品中における化学変化、五番目といたしまして腸内細菌叢に及ぼす影響、かような五つの付帯条件がつけられたわけでございますが、この際の議事録を見ておりますと、「できれば期限を附して指定し、その間に指定基準にそった試験を行なうべきものと考えるが、法規的に期限付指定が不可能であるので、次の試験を行なうことを
一、二、三、四、五、五つあるけれども、生体内変化の問題、それから食品中における化学変化の追及、それからダイコクネズミの雌についての慢性毒性試験だとか、二世代に及ぼす影響、腸内細菌に及ぼす影響とか、いろいろありますね。これをその後、その会社ではどういうふうに実験というか、やったのですか、どういう報告が来ていますか。
これを読んでみますと、一から五まであるわけですけれども「(1)AF2の生体内変化を追究する (2)AF2の食品中における変化を追究する (3)腸内細菌に及ぼす影響を追究する (4)ラットのメスで慢性毒性実験をおこなう (5)二世代に及ぼす影響をみること」こういう付帯条件が出ているわけです。
食品衛生添加物の安全性につきましては、合成化学物質が時代とともにはんらんをしている現在におきましてより厳密に評価されるべきだと思うのでありますけれども、現在の段階では動物による実験が最善とされているようでありますし、また動物の管理、毒性の試験法、あるいは生体内変化の追跡などと、技術的にはなお未確立の問題がたくさん残されておるところであります。