1984-07-30 第101回国会 参議院 社会労働委員会公聴会 第1号
我々のライフサイクル、生まれ落ちでから死に至るまでの人生行路の各段階において、給付率に落差があってはならないはずのものでございます。したがいまして、今回の案は退職者の医療が不利にならないようにという配慮とセットの形で出されたという点で私は評価するものでございます。
我々のライフサイクル、生まれ落ちでから死に至るまでの人生行路の各段階において、給付率に落差があってはならないはずのものでございます。したがいまして、今回の案は退職者の医療が不利にならないようにという配慮とセットの形で出されたという点で私は評価するものでございます。
確かに、これは、牛乳生産をする過程で種つけをして、子っこが生まれなければ牛乳が出ないのでありますから、生まれ雄にしても、雌にしても、生まれ落ちの価格は副産物収入として計算することは正しい計算方式だと私は思います。だけれども、雌牛が四カ月経過後は何ぼだとか、六カ月経過したら何ぼだとかという計算の仕方は絶対に許されるぬと思います。そういうものではない。雌も雄も生まれ落ちで計算をすべきである。
この肉安というのが、たとえば生まれ落ちの犢を九千円で、副産物収入で、収入算入でことしの保証乳価を計算しておる。その子っこは平均二千円か三千円にしか売れない。また、乳牛償却の計算の中では、搾乳が終わったものは二十万で売れるという計算をしておるが、いわゆる廃牛というものが八万円ぐらいにしか売れない。この部分だけでも、多頭飼育しておる農家になると何十万ということになります。
子牛の価格が、前には五、六千円であったものが、雄の子牛が生まれ落ちで、現在の段階では五万円、六万円というような相場をしております。しかし、これは全部雄が生まれるわけではございませんで、半分しか雄は生まれません。また、それでもっていまの値上がりが全部吸収できるほどのものでもございません。むしろ、その肉が値上がりしたことの被害のほうが大きいわけであります。