1968-10-11 第59回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
○田中国務大臣 これは共済制度も適用されておりません甘蔗生産業者、お百姓さん等につきまして、ただいま先生のおっしゃったような処置で救済してやる以外には方法がないのではないかということで、せっかくその問題を農林当局のほうと折衝中でございます。
○田中国務大臣 これは共済制度も適用されておりません甘蔗生産業者、お百姓さん等につきまして、ただいま先生のおっしゃったような処置で救済してやる以外には方法がないのではないかということで、せっかくその問題を農林当局のほうと折衝中でございます。
特に沖繩の甘蔗生産の増加は、米の輸入自由化で圧迫をされ、水田作付面積が二割に激減しているためでもあります。わが国の砂糖類の需給計画を正しく策定する上からも、沖繩の農業生産と農家生活を安定向上させるためにも、沖繩の施政権を返還させ、日本の農政が行なわれるように前向きの姿勢で取り組むべきだと思いますが、いかがでございましょう。
なお念のためでもございませんが、甘蔗生産の補助の面につきましては、三十八年度予算では四千六百万円でございましたが、三十九年度では七千八百万円の要求をして、この方面の対策をさらに進めていこう、こういうふうにいたしておる次第でございます。
したがいまして、生産部面におきましては優良品種の導入であるとかあるいは採種圃の設置であるとかあるいは甘蔗生産に必要な土壌条件の改良であるとかいうようなことを今後一生懸命進めていこうということで、農林省はいろいろな施策を講じておるわけでございます。
時間がありませんから、私はこの場合あまり多くをお尋ねすることができないわけでありますが、大臣、砂糖の問題は、輸入糖の関係、国産ビートの関係、暖地ビートの関係、国内甘蔗生産の問題、こういうものを交通整理をして、その実体を明らかにして、それぞれのコストが非常に違うわけでありますから、そのコストを一つの価格でまとめてやっていくのか、別にしてその価格の差を行政的な措置、政治的な線で調整をしていくのか、何かもう