1981-03-03 第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
それは、今回の場合には甘粕損害貨物が一手に引き受けたわけでありますけれども、この払い下げが、形は競争入札という形をとっておるようですが、事実上はほとんどが独占でこの会社にいつもいっておるという事態があるようですね。
それは、今回の場合には甘粕損害貨物が一手に引き受けたわけでありますけれども、この払い下げが、形は競争入札という形をとっておるようですが、事実上はほとんどが独占でこの会社にいつもいっておるという事態があるようですね。
そこで食品衛生法違反の不良品であるということの判定を受けて、赤ラベルを張られて甘粕損害貨物というところに払い下げをした。そして次に明糖油脂に転売をされた。その後の処置については誓約書が入っておるわけです。ところが実際には、甘粕損害貨物から明糖油脂に渡る中間において幾つにも分割されたわけですけれども、三社ないしは十社の手を経て明糖油脂に引き渡された、こういうことが明らかになっておるわけです。
○新村分科員 荷受けの七社からは確かに誓約書が入っておりますし、荷受け七社としては甘粕損害貨物から全量を明糖油脂に売り渡したことにいたします、こういう文書が入っておるわけです。ですから文書上はこういう明らかな処理の方法が示されておりますけれども、実際に品物の流れはこの文書とは全く違った流れをしておるということが明らかになっておるわけです。
現実の物の動きにつきましては、先ほど渋沢先生から御指摘ございましたように甘粕損害貨物という会社に売却いたしております。これは二月末倉庫渡し条件でございますが、そういうことでございます。