1976-10-19 第78回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
そこで、守るということは、甘味資源確保の基本施策としての位置づけ、それから含みつ糖地域の生産農家が安心して生産活動に励むことができるような裏づけ、そして沖繩産含みつ糖については、分みつ糖に準じて早急に保護法を制定して、含みつ糖の生産と価格の安定を図ってもらわなければいけない、こう思うわけでありますが、それを具体化していただくことが、それを考慮するとか配慮するとか生活を守るということになるわけでありますが
そこで、守るということは、甘味資源確保の基本施策としての位置づけ、それから含みつ糖地域の生産農家が安心して生産活動に励むことができるような裏づけ、そして沖繩産含みつ糖については、分みつ糖に準じて早急に保護法を制定して、含みつ糖の生産と価格の安定を図ってもらわなければいけない、こう思うわけでありますが、それを具体化していただくことが、それを考慮するとか配慮するとか生活を守るということになるわけでありますが
○上原小委員 きょう、あすに政府原案が出ると思いますが、お約束の時間ですのでこれで閉じたいのですが、せっかく農民が生産意欲を出してきており、あるいは国際糖価がこういう騰貴的な現状になってきており、また、政府もかねがね国内自給率を向上せしめたいという基本姿勢があるならば、甘味資源確保という面でこれは一つの大きなチャンスだと思うのですね。
自給率の問題も含んで、甘味資源確保という、ある面では農政の根本、甘味資源確保の根本問題に触れているわけですから、そういう線に沿って、皆さんとしては価格の問題も自給率の問題も、あるいは制度、法改正をやるべきものについてはやるという方向で検討しているというふうに受けとめていいわけですか。いいですね。
砂糖ができないなら、今日の国内の甘味資源確保ができない。そう私が言うと、世界に砂糖が一ぱいあるからとおっしゃるかもしれないが、砂糖は、いまさら長々言う必要のないほど次官もおわかりのとおり、すでに国際砂糖協定はパンクして、いまそう簡単によそから昔のように砂糖が安く持ってこれるという実態にないということは、何も申し上げる必要がないほどよくおわかりです。
われわれも、今日の物価問題あるいは砂糖の置かれている国際的な立場、そういうものを考えたときに、国内産のいわゆる甘味資源確保というのはきわめて緊急にして重要な問題なので、四十八年当初においてきめられた原料価格についても、このままだと重大ないわゆる砂糖の危機が訪れるということを指摘して、まず原料価格の改定を求めたわけでありますが、これらについては何ら打つ手なく今日まで推移をしてまいりました。
私どもはいろいろな角度から検討し、国際的な糖価の動きあるいは国内の甘味資源確保という立場から考えて、この要求価格は妥当として受けとめております。したがって、後ほどこの一万五千円という要求価格をめぐって議論をしてまいりたいと思いますので、きょうは大臣から安心して耕作してもらえる前向きの価格を今後検討していきたいということを、私は一応のお答えとして受けとめて次の問題に移っていきたいと思います。
だとすれば、従来の壁を破るような思い切った甘味資源確保の対策が必要だ。それはいろんなことをごちゃごちゃ言う必要ない。農家がつくって十分ペイする原料価格にさえすれば、六万ヘクタールの従来の面積確保もこれはさして困難ではございませんし、二八%という将来の甘味資源確保の政府の考え方にも十分農家は対応していってもいい、こういうふうに生産農家は言っているのであります。
ですから、政府は今度の予算で一万円にあと三千円プラスして、少なくとも三十六億の予算を、甘味資源確保の立場から、この計画があるのかどうか。なければそれに対してどう対処するか。最後の質問として、この点をはっきり、これは総務長官も責任があられますから、農林省だけじゃなしに、両方から答えてください。
しかし、サトウキビはわが国甘味資源確保の上の重要な作物でしょう。そのことは、甘味資源特別措置法の中にも規定をされております。しかも、砂糖の自給率を上げるという国の政策からすれば、きわめてこれは重要な作物であるということは論をまたない。しかも沖繩、奄美では米に匹敵するところの主要作物でございましょう。
したがって、今後の甘味資源確保ということを、先ほども政務次官なり局長のほうから御答弁もあったのですが、あらためてその基本方針についてお尋ねをしておきたいと思います。
○國場委員 甘味資源確保に対する特別措置法にはこういうことがうたわれております。「この法律は、適地における甘味資源作物の生産の振興及び当該生産に係る甘味資源作物又は国内産のでん粉をおもな原料として使用する砂糖類の製造事業の健全な発展を図るために必要な措置を講ずることにより、農業経営の改善と農家所得の安定、砂糖類の自給度の向上及び甘味資源に係る国際競争力に資することを目的とする。」
政府は、国内甘味資源確保のため、南西諸島のキビ作について、どのような政策をなさんとするものであるか、政府の御見解を賜わりたいと思います。
のために、基幹産業だから云々というだけではなくして、外国から安い砂糖を入れればいいという単純なものではなくして、どんな場合においても需要の何分の一かは常に国内において確保できるんだ、確保するんだ、国民全体に対する責任上、国内において甘味資源を確保するためには、これを耕作する者の生産意欲を失わしめず、それに応じて生産にいそしむことができるような価格を保障する、こういう立場でもって、国家の国民に対する甘味資源確保
こういった点で、甘味資源確保の方針を全般的に簡潔に述べてほしいと思います。
しかも沖繩にとってみればサトウキビの農業に占める割合というのはたいへん大きなものだと思うので、行ってみればよくわかるのですけれども、まだまだかんがい施設も乏しいので、ぜひとも沖繩農業におけるサトウキビの位置というものが安定するように、これがまた日本の甘味資源確保のためになように、ひとつ施策を続けていっていただきたいと思うのです。
進みますが、自民党はこのようなやり方で甘味資源確保、精糖事業合理化を口実に、共和製糖グループに力を入れ、高級官僚たちと結託して政府関係の金融三行を通じて政策金融の名で過剰融資を慫慂し、また国有財産を時価の数十分の一で払い渡し、こうしてともどもにやみ会社を太らせることによって、みずからの政治資金を同時につくったんじゃないか。
○相澤重明君 そういたしますと、これは事務的にひとつ聞いておきたいのでありますが、経済局長は、あるいは食糧庁長官は、前の食糧庁長官がこの甘味資源確保のための細島工場の建設に対して、該当の会社のこの申請に対して、関係金融機関に対して融資のあっせんをしたわけですね、そういうことになっておりますね。これは、この点いかがですか。
これは非常に悪いのは、何か農林関係の議員が甘味資源確保のためにやったというようなことも言われていますけれども、砂糖業界でもこれは池田総理のひもつきもある。おれが引き受けるとかいろいろな運動があったこともあるのですよ。これは総理官邸から農林省へ電話したことも事実なんです。
従いまして、政府といたしましては、テンサイ糖のみならず、先ほど列挙いたしましたカンシャあるいは結晶ブトウ糖等による国内の甘味資源確保のためには、あらゆる努力をいたして参る所存でございます。
○石坂政府委員 カンシャ糖のこの後の国内甘味資源確保の中で持つ比重は非常に大きいことは御指摘の通りであります。そうして、この後の計画といたしまして、沖縄十四万トン、西南暖地六万トン、合計二十万トンのカンシャ糖を獲得する計画も、御指摘の通りであります。