1965-05-11 第48回国会 衆議院 農林水産委員会 第35号
○永井委員 どうも政府の行なっておる甘味資源増産対策というものは、そのときそのときの出たとこ勝負で、何かやって、次に問題が出る、そうすると、それを現象的に措置するということで、現象を追っかけることで追われて、ほんとうの姿勢がきちっときまっておらないように思う。たとえば最初の寒地ビートの関係にいたしましても、工場さえつくれば原料はどんどんできるんだという一つのかまえで、工場をどんどんつくった。
○永井委員 どうも政府の行なっておる甘味資源増産対策というものは、そのときそのときの出たとこ勝負で、何かやって、次に問題が出る、そうすると、それを現象的に措置するということで、現象を追っかけることで追われて、ほんとうの姿勢がきちっときまっておらないように思う。たとえば最初の寒地ビートの関係にいたしましても、工場さえつくれば原料はどんどんできるんだという一つのかまえで、工場をどんどんつくった。
ですから、今後国内の甘味資源の増産対策に対して精糖工業会としても大いに協力するつもりであるから政府はぐらぐらしないでがんばれというようなことをあなたは言われたが、まず精糖工業会自身がやはり利潤追求の度合いというものを自粛して、そうして企業努力の中において国民に対しては安い砂糖を提供し、あるいはその余力をもって国内の甘味資源増産対策等に対しても進んで協力する、そういう具体性というものが今までないのです
それから、その次は、各委員からも質問がありましたが、昭和三十五年度の甘味資源増産対策に対する農林省の大蔵省に対する予算要求の内容等については、本日は時間があまりございませんから、次の機会までに資料として配付してもらいたいと思いますが、いかがですか。