1956-04-26 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第28号
○国務大臣(小林英三君) 今、山下委員の御質問がありました、大体このエニウエトックの環礁地帯におきます原爆の第一回の実験は、今、外務大臣がおっしゃったように、大体五月の八日が第一回である。
○国務大臣(小林英三君) 今、山下委員の御質問がありました、大体このエニウエトックの環礁地帯におきます原爆の第一回の実験は、今、外務大臣がおっしゃったように、大体五月の八日が第一回である。
○千田正君 というのは、アメリカ側では来春早々再びあの環礁地帯において実験するであろうということをときどき新聞等において発表しておることを我々は見ているものですからね。来年春早々又向うで実験をするというようなことがあれば、又同じような問題が繰返されない前に、基礎的に日本の立場をはつきり向う側に提示しておいて、今後の問題の処置に対して日本の主張すべき点をはつきりしなければならないじやなかろうか。
特にこの問題は世界の注視の的であり、且つ又日本の将来の運命を決する大きな問題とのつながりがあるのでありますから、閣僚としては、当然こういう問題に対して、吉田首相の真意を質すと同時に、強く、アメリカ側との親善ということを目的とするならば、こういう問題について、なお密接なる関係を結ぶことを要望しなければならないと思うのでありますが、昨日のアメリカ側の発表によるというと、今後も引続きこの太平洋のビキニ環礁地帯
実は本日の朝のラジオも、アメリカの原子力委員長は太平洋のビキニ環礁地帯は水爆の実験には極めて好都合な所であるから、今後ときどき、ときどきと言つたかどうか知らんが、やると、こう言つているのです。こういう重大なときに、あなたは本年はやらない、どういう基礎でそういうことをおつしやるのか。
○鈴木(善)委員 先般起りましたビキニ環礁地帯におきます原爆あるいは水爆の爆破実験に伴いますわが国のまぐろ漁船の被害につきまして、非常に広汎な各種の問題が生起いたしておるのでありますが、外務政務次官にまずお尋ねをいたしたいと存じます点は、先般の実験の結集、漁船の出入禁止の海域をさらに大幅に拡大するということが伝えられておるのであります。