1980-05-09 第91回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第11号
それからもう一つ、ここで長官にぜひお願いしておきたいと思うのは、このアセスメントを通したいという皆さん方の気持ちはわかるのですけれども、そのことによって最近何と言われているかというと、環境行政は非常に後退しておる、そして本当に環境破壊を防止することを放棄して、産業界と密着してしまったのじゃないかとか、あるいは魂まで売った環境庁とさえ報道機関に書かれておるわけですし、また環境破壊庁だとか乱開発保護庁だとか
それからもう一つ、ここで長官にぜひお願いしておきたいと思うのは、このアセスメントを通したいという皆さん方の気持ちはわかるのですけれども、そのことによって最近何と言われているかというと、環境行政は非常に後退しておる、そして本当に環境破壊を防止することを放棄して、産業界と密着してしまったのじゃないかとか、あるいは魂まで売った環境庁とさえ報道機関に書かれておるわけですし、また環境破壊庁だとか乱開発保護庁だとか
もはや環境破壊庁ですよ。 いま長官は御答弁で、思わしくない、これは行き過ぎた内容にわたるというふうなこともおっしゃいまして、遺憾の意も表されましたが、これは回答書としては撤回されますね。内容は、ゆゆしいものですよ。長官、いかがでございますか。
去年のNO2の基準緩和の問題、また四年越しのアセスメント法案の流産の問題、また最近のいわゆる公害健康被害補償法の地域指定解除の動き等々を見るときに、環境行政というものがもう一度公害基本法等の原点に立ち戻っていく必要があるのではないかというふうに思いますので、そういう点で、世間では経済界や大企業の圧力に押されているんじゃないかとか、またある住民団体等からはもう環境破壊庁だというような非常に残念な汚名がかぶせられているわけでありますから
これをやらないと環境破壊庁になってしまう。こういうような重大な段階ですから、これはもう一回考える必要があるのでないかと思いますが、これはどうですか、専門家。まあ政治的な答弁ばかりされては気の毒ですから、この辺、事務的にこれを推進しようとした人、いま私どもが行って調査したことに反駁するだけの根拠がはっきりありますか。
いまの林野庁は環境破壊庁じゃないか。この事実についてどう思いますか。
林野庁、これは環境破壊庁ですか。これはとんでもないじゃありませんか。それは、自分の植えて樹木を守るために他を枯らしてしまう。このために、いま言ったようなことがはっきりしておるにもかかわらず、いいほうの資料、毒のないというところだけやっている。これほど毒があるのだということを一切抹消している。そうして従業員たちの交渉でこれがはっきりした。交渉の相手にならない住民や農民はどうなるのですか。
そうでなければ、環境破壊庁の汚名をすでに着ているのですけれども、今後これは重大なる危機に立ちますよ。とんでもないことです。それに対して組合がもう団体交渉を申し入れ、無害であるというようなはっきりしたデータができたならば協力しますと言っている。それに対して、はっきり確約を与えない。なぜ与えないのですか。人道上の問題じゃありませんか。どうして組合に無害だということを証明できないのか。
これでは環境破壊庁じゃないか。こんなことは許されません。これは一体どういういきさつでこういうようになっているのか。自然保護局長というのはいるのかいないのか。その人は前に何をやっていたのか。これはやはりはっきりしないといけません。大臣は調べてあると思うのですが、これについてひとつ明快なる御答弁を願いたい。