2004-04-13 第159回国会 参議院 環境委員会 第6号
動物愛護を所管する環境省として、命ある動物を環境構成要素の一つとして取り扱う一貫した方針が不可欠ではないでしょうか。外来生物問題の大部分は、動物取扱業者の手により入手、販売された後、ペットとして飼養され、かつ不適切な飼養管理の結果としての遺棄、逸走により生じているのが現状でございます。
動物愛護を所管する環境省として、命ある動物を環境構成要素の一つとして取り扱う一貫した方針が不可欠ではないでしょうか。外来生物問題の大部分は、動物取扱業者の手により入手、販売された後、ペットとして飼養され、かつ不適切な飼養管理の結果としての遺棄、逸走により生じているのが現状でございます。
基本理念とあわせて、自然的な環境構成要素の良好な状態の保持、生物の多様性の確保と地域の自然的社会的条件に応じた自然環境の体系的保全、人と自然の触れ合いの確保、こういったような指針は自然環境保全法にも明文の規定がなかった部分でございまして、ここでは人の社会生活と接点を持ち、かつ人との共生を要する自然環境との関係など、国内の環境保全施策の展開に際して考慮されるべき事項が示されており、これらを受けまして各施策