2021-02-17 第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
その結果、オランダの農業につきましては、現在、一経営体当たりの平均経営面積につきましても日本の十倍以上となっておりますし、また、今トマトのお話がありましたが、コンピューターによる環境制御技術の導入等によりまして、非常に高い生産性を実現をしている、さらには、農作業の機械化ですとかスマート化、資材規格の統一等による生産コストの削減を実現をする、そして、十兆円を超える農作物の輸出を実現をしているということで
その結果、オランダの農業につきましては、現在、一経営体当たりの平均経営面積につきましても日本の十倍以上となっておりますし、また、今トマトのお話がありましたが、コンピューターによる環境制御技術の導入等によりまして、非常に高い生産性を実現をしている、さらには、農作業の機械化ですとかスマート化、資材規格の統一等による生産コストの削減を実現をする、そして、十兆円を超える農作物の輸出を実現をしているということで
ところで、スマート農業という言葉から受ける、これは自分のイメージですが、集積、集約によって大規模化が進んだ圃場を耕作するロボットトラクターとか、高度な環境制御技術が導入された農業用ハウス、植物工場といったイメージを抱きます。もちろんこれ、否定するものじゃありません。スマート農業技術を導入して生産性の向上やコスト削減を図ることは非常に重要なことなんです。
例えば、複数のセンサーデータをもとにハウス内の環境を自動で制御する高度環境制御システムの導入や、土地利用型農業への自動操舵システムなどの高性能農業機械の導入により、さらなる生産性向上を図る取組につきましても、産地パワーアップ事業により支援が可能となっております。
その中で、豊橋市では、環境制御技術を取り入れたミニトマトの生産を見てまいりましたし、また、エディブルフラワー、食用花とか、大葉とかを見ました。
農林水産省としては、次世代施設園芸技術習得支援事業により、単収の向上に資する環境制御技術や、労働生産性の向上に資する省力化技術等の実証及び実証温室での研修受入れに対する支援も行っております。また、産地パワーアップ事業によりまして、生産性向上に資する環境制御装置や自動走行式防除機等の導入に対して支援をしているところでございます。
また、新潟県のミツバにおいて、低コスト耐候性ハウスや環境制御装置を導入して、生産を拡大することで地域のレストランやスーパーとの契約取引の拡大につなげようとする農業法人の取組ですとか、青森県のニンニクの場合は、海外の見本市への出展や海外バイヤーとの商談会への参加などによりまして、加工品の黒ニンニクの輸出を拡大した流通業者の取組などの事例がありまして、私ども農林水産省としても、これらの取組に対して、強い
農林水産省は、水耕栽培のみならず、環境制御や衛生管理の高度化を図る施設と言っていますが、一般的な農業用パイプハウスが高度化施設になるとは思えません。農家が活用している農業用パイプハウスが高度化施設として認められないなら、コンクリート化した農地は農地と認められず、違法転用になってしまいます。
ですから、高度化をしていない、そういう環境制御をしていないものであっても、先ほどから御説明申し上げているとおり、高設棚を単に設置するとか、そういうものはむしろ効率化の方で入ってまいりますので、結果的にこの農作物栽培高度化施設にも該当するというふうに考えております。
○紙智子君 高度化施設というのは、環境制御、衛生管理できる施設というふうに言っていますよね。今年の冬は北陸とか北海道で物すごい豪雪の被害もあって、随分農用ハウスが被害に遭ったわけですけれども、そのほとんどが普通の農業用ハウスだったですね。 農業用パイプハウスというのは、これ農作物栽培高度化施設になるんでしょうか。
それが環境制御であったり高設棚を設置するとかそういうことですので、それなりの理由があればこの高度化施設に該当すると我々は運用したいと考えております。
特に、施設園芸につきましては、ICTを活用いたしました環境制御技術を導入いたしまして、ノウハウの少ない新規就農者でも生産性が高い農業に取り組みやすくすること、また、栽培棚の上での養液栽培の導入ですとか、床面のコンクリート張り等によりまして作業を軽量化して、女性や障害者でも働きやすい環境をつくることが重要と認識をしてございます。
生産性向上など、メリットがある環境制御型施設園芸ですが、その導入に当たってはコストの増加も懸念されるところです。コンクリート張りにすることでロボットの導入もしやすくなるといった利点もお聞きしました。担い手不足を考えますと、今後もロボットの導入もふえるのではないかと思います。こちらもコスト面が気になります。
養液栽培装置等を用いました環境制御型の施設園芸でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、単収の向上ですとか、天候に左右されない安定生産を実現することができますので、農業者のニーズに対応してこれまでも支援してきているところでございます。
さらに、高度な環境制御によりまして野菜等の周年・計画生産が可能な植物工場につきましては、例外的に農用地区域又は生産緑地地区外であっても補助対象としているところでございます。
そして、新技術を有する民間企業、研究機関と農業者や普及指導員、JA営農指導員等が直接情報交換を行って、最新の技術情報を入手できるセミナーの開催、あるいは環境制御型の施設園芸等の高度な技術指導に、そのシステムに精通した専門家が直接農業者を指導する、そうした体制づくりが必要だと思っております。
さらに、木質バイオマスを活用いたしまして、また地中熱のヒートポンプも活用いたしまして、温度管理、また二酸化炭素、CO2、こういったものも環境制御型で実証している拠点でございました。
これまで取り上げてまいりましたとおり、ICTを活用した熟練農業者の生産技術を見える化する、こういった取り組み、また、太陽光型、人工光型問わずに、次世代施設園芸における高度な環境制御による農業生産技術など、農業分野における生産性向上のための技術が蓄積されつつあるというふうに私は感じております。
ある農業生産者は、最新鋭の環境制御型施設園芸で花を栽培し、二〇二〇年、東京オリンピック・パラリンピックでこの栽培した花を使ってもらうんだと意気込んでおりました。また、先月は廃炉国際共同研究センターが開所されるなど、関連施設が続々と整備をされ、平成三十年度には、政府の成長戦略にも位置づけられている福島ロボットテストフィールドが順次開所いたします。
レストランゾーンにおいては世界遺産となった和食の粋が提供される、ショッピングゾーンにおいては我が国の伝統工芸品といったものが紹介をされる、あるいは我が国は技術大国でもございますので、最先端のロボット、自動運転車、そして環境制御技術等々がふんだんに施設に施されている、その一方で、日本庭園があってわび寂に触れていただくこともできる、そういう日本ならではの特色を是非打ち出していくことのできるクールジャパン
私ども、園芸先進国でございますオランダを参考にしまして、日本型施設園芸のモデルとして、ITによる温度、湿度あるいはCO2の高度環境制御ということ、あるいは、木質エネルギー、地域資源エネルギーを活用する、そういったようなことを総合的にやります次世代施設園芸拠点の整備というものを進めておるところでございます。
この次世代施設園芸導入加速化支援事業の趣旨でございますけれども、やはり需要に即した収益性の高い農業経営の実現が重要ということでございまして、そういうような農業を支援していくということから、地域資源エネルギーを活用するということとともに、ICTを用いた高度な環境制御を行い、大規模な全く新しいタイプの高収益の施設園芸産地の育成を図る、こういうことを目的、趣旨にしております。
十ページの方に参りまして、もう一点非常に重要な点は、PCB処理というのは、地球環境でのPCBの移動を守るという点の環境制御という側面と、それを防ぐための労働者の方々がPCBにいかに暴露をされないかという、この二点、人の健康保護と環境を守るという、この両者を同時達成しなければならない、そういう事業でございます。 労働環境を整備して、そして個人保護具を十分に使って個人をお守りする。
例えば、農業情報処理につきましては、栽培環境制御システムや自動搾乳システムなど、生産、加工、流通、経営のシステムについての知識や技術を習得させることとしているほか、農業経営におきましては、農業生産工程管理を取り入れて経営管理の改善を図る能力と態度を育成するなど、ICTの活用や経営感覚の育成に関する学習が行われているということでございます。
このオランダにつきましては、昨年、大臣がオランダの方に視察されまして、その施設園芸も参考に、日本版の次世代の施設園芸の新しい事業を検討するようにといった御指示をいただきまして、日本では木質バイオマス等の脱化石エネルギーに着目して、ICTを活用した高度な環境制御を行う全く新しいタイプの施設園芸産地の育成を図ることを目的とした次世代施設園芸導入加速化支援事業、こういったものを新たに創設いたしまして、二十五年度
新しい取り組みとしましては、次世代の施設園芸産地への育成、これは三十億円、二十億円とやってきておりますが、新しいICTを活用した高度な環境制御を行うような農業もこれからはやっていきたいというふうに思っております。
それに加えて、この次世代施設園芸の推進、先ほど御紹介いただいたように、木質バイオマスなど地域資源を活用したりして、ICTを使った高度な環境制御を行う、民間企業も参入していただくような新しいタイプということで支援事業を創設しておるところでございまして、これは昨年の十月から十一月にかけて、農業界、経済界の関係者が集まってもらって全国的なセミナーを行ったり、全国八カ所で地域セミナーを開催して周知を行ってきまして
いろいろな日本流にアレンジをする必要もあろうかと思いますが、やはり、脱化石エネルギーに着目してICTを活用した高度な環境制御を行うという意味で、こういう新しいタイプの施設園芸産地の育成を図ろうということでございまして、今おっしゃっていただいたように、二十五年度補正と二十六年度当初、合わせて五十億円計上させていただきました。