1976-06-09 第77回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
それかもう大分たちましたが、このしょっぱなの環境保全地図というのは、これはもうでき上がったんですか。
それかもう大分たちましたが、このしょっぱなの環境保全地図というのは、これはもうでき上がったんですか。
○三木国務大臣 中島委員も御承知のように、いま自然環境保全地図というものをつくる。これは地方の大学、専門家等の参加を求めて一年間に日本の自然環境というものをいろんな角度からひとつ調査してみる。
私が、必要であるという、岡本委員と同じような考え方で、ほとんどきまっておった予算に加えたのがいま言った全国的な日本の環境地図といいますか、いま御指摘の植生の状態などもひっくるめた環境保全地図というものをつくってやろう。これにはそう何年もかけたのでは、開発も進んでおるわけですし、そういう場合の一つの参考にもしなければならぬわけですから、一年とという年限を切ったわけです。
環境保全地図というようなもの、こういう自然環境というものはどうしても残さなければならぬものである。その自然の重要度というものを地図の上においてあらわせないかということで、別に予算をとりまして、そのとき私が行ったときは予算の大体大筋は済んでおったのですが、これを上のせしまして、そして予算をとって、いま全国の専門家あるいは地方の大学等の協力を得てやっているのです。
これからの自然環境の保全をはかっていくためには、十分な調査を行なって、そうして日本の自然というのは一体どうなっているか、どういう自然はこれは保全をしなければならぬか、また自然の中における動物とか鳥とかその他地質とか、いろいろな点をもう少し全国的に詳細にこれを調査を行なって、そして今後の自然環境の保全の行政を進めていく上の重要な参考資料にしたいということで、今年一年がかりで専門家や都道府県の協力を得て、環境保全地図
そういうので、一年かけて、峯山委員も御承知のように、環境保全地図をつくろうとしているわけですよ。そして、これだけの自然環境というものは守っていきたいんだということを国民の前に明らかにして、また、いろいろな専門家の批判も受けたい。そういうことで自然環境を守っていきたい。
日本の自然環境保全地図というものを一年の間につくりあげ、これは専門家あるいは学者、いろんな人の協力を得て、これだけのやはり自為環境というものは保存したいという地図をつくって、いろんな開発をやる場合にはそういう保全地区以外で開発を考えるべきであると、これは残そうという、そういう環境を保存するための大きなやはり一つのよりどころになる地図をつくろうと、まあ、その上に自然環境保全法をこの十二日から実施されるわけですから