1947-09-22 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
深い理論的根據があるわけではありませんが、結局そういう段階的な差別があるということは現實の問題として認めざるを得ないのでありまするから、そこでできるだけ温かい親心をもつて兒童福祉法で監護をしていく。どうしても兒童福祉法で處理することができないという少年に限つて、司法省の管轄による少年法で監護をしていく。
深い理論的根據があるわけではありませんが、結局そういう段階的な差別があるということは現實の問題として認めざるを得ないのでありまするから、そこでできるだけ温かい親心をもつて兒童福祉法で監護をしていく。どうしても兒童福祉法で處理することができないという少年に限つて、司法省の管轄による少年法で監護をしていく。
しかしこれらの機構は、人事につきましては原則として知事の内申により、豫算につきましては從來通り地方廳を通じて行い、業務におきましても知事が指導監督を行うことになつており、勞働大臣が直接管理するという理論的根據がないのであります。かつこれらの二つの機構は、一箇所で正確に効率的に事務を處理する方が適切と認められるのであります。
從いまして、さよう理論的根據に基いて、この査察官の臨檢檢査が憲法三十五條に反しないというような御見解は、きわめて危險な見解ではないかと私は考えるのであります。これを第二點といたしまして、司法大臣の御答辯を煩わしたいと思います。
併しこれは理論的根據に基ずくものでなくして、それをやる經營者自身のやり方の惡い結果に外ならんのでありまして、既往の歴史から考えましても、亦資金の實勢から考えましても、この際どうしても金融事業は我が農村自體においてはこれを兼營すべきであるという私は意見を持つておるのでありますが、これに對して今少しく詳細なる點の御説明を願いたいと思います。 もう一つ附加えて申上げます。
何となれば政府の内部において、金融を切離すことが適當だという議論があつたというお話でありますが、これに對しては御辯解もありましたけれども、金融機關を切離さなければならんというその理論的根據を詳細に一つ承わつて見たいと思います。
ところで、その六十五倍というものが果して適當であるや否や、どういうような理論的の根據を以てお決めになつたか、或いは理論的根據がないとすれば、どういう見當でこういうところをお決めになつたかということを第一にお尋ねいたします。
理論的根據といたしましては、これを預金、預金ならば當然そうなつたのであります。興業債券というものは預金と一緒の形態でなかつたかというような考え方でさようなことにいたしたのであります。それから個人が持つておる場合にはどういたしますかという問題でありまするが、これ又非常にむずかしい問題で、結論は實は得ておらないのであります。
その點を食糧長官は先に理論的根據から言えば逆の議論を持つておると言われるのでありますけれども、それは政治の實體が分らなければいかんと思います。この點に對して適當な調整方法を、經營規模によつてやるということを加味するということが必要であると思います。これは希望でありますが申上げて置きます。
元來堕胎罪についてはこれを罰しなければならないという理論的根據がないのでありまして、ただキリスト教的人道主義と國家主義的な見地からいたしまして、これを認めてきたと思うのでありますけれども、敗戰の今日いたずらなる人口の増殖は、國家のために決して喜ぶべき現象ではないのでありまして、冷靜に批判されなければならないのでありまするが、さらに優性學的見地からいたしましても、個人の經濟生活の面から考えましても、なお