1948-06-14 第2回国会 衆議院 通信委員会公聴会 第1号 殊に逓信省の管轄しておられる官営事業は、非常に多種復雜でありまして、これを理的論に体系づけて話すことは、非常に困難なように思うのであります。かつて今を去る十数年前でありますが、一体郵便料金というものは物の價格なりや、手数料なりや、税金なりやという論が学者の中にもありまして、当時京都大学の経済学の先生が、その問題を一つの論文に書いたことがございます。税金であるか、價格であるか、手数料であるか。 有竹修二