1962-03-27 第40回国会 参議院 文教委員会 第10号
しかし学校紛争の内容には、単に理事者相互の争いというだけでなくて、いろんな要素がからんでおりますから、その学校紛争の重要な事項は調停の内容に含まれる可能性は多いと思います。しかし、今のような問題は、調停の内容に入ってこなければならないという性質のものでも必ずしもないと思います。
しかし学校紛争の内容には、単に理事者相互の争いというだけでなくて、いろんな要素がからんでおりますから、その学校紛争の重要な事項は調停の内容に含まれる可能性は多いと思います。しかし、今のような問題は、調停の内容に入ってこなければならないという性質のものでも必ずしもないと思います。
それは率直に言いますならば、理事者相互の間の紛争のみならず、学校全体がこの紛争について反省し、全部が今後力を合わせて、この学校を再建するというかまえを一そう強く持ち、一そう努力することが必要である、かように考えております。