1970-05-08 第63回国会 衆議院 文教委員会 第20号
こういうようなことを直さなければ——これだけ国民の、しかも青少年に与える影響の大きい野球でございますから、ここらあたりから、まず球団幹部並びにコミッショナー当局が、これは協約によりますと指示することもできるのでありますから、指示して、姿勢を直していただきたい、このように考えるのですが、いかがでございますか。
こういうようなことを直さなければ——これだけ国民の、しかも青少年に与える影響の大きい野球でございますから、ここらあたりから、まず球団幹部並びにコミッショナー当局が、これは協約によりますと指示することもできるのでありますから、指示して、姿勢を直していただきたい、このように考えるのですが、いかがでございますか。
あるいはまた球団幹部に対して御遠慮なさっておる。これが私どもの感触であります。特に楠根オーナーのごときにつきましては、三百五十五条の敗退行為の条項にひっかかるのじゃないか。
したがって、ふたをする、ふたをするというようなことではなくて、コミッショナーみずからまず先頭に立って、球団幹部、この人たちにひとつ姿勢を正していただいて、そうして社会教育に及ぼす影響をお考えいただきたいことを強く要求いたしまして、御答弁をいただきたい。私はこのように思う次第であります。
そういうような点からいいますと、この野球協約を私は読み足らないのかもしれませんけれども、あるいは野球協約にきめるまでもないということなのかもしれませんけれども、少なくとも球団幹部が——幹部ということばはあいまいなことばでありますが、暴力団とつき合いがあるというのはもってのほか、いま協約の中にそういうものはないのですよ。こういう点についてはむしろそこまで根が深くなっているといううわさを聞いている。
○中谷委員 協約の八条の(1)に「指令」という条文がございますけれども、「指令」によれば、とにかく「構成倶楽部或はそれぞれに属する個人に指令を発し」そして「野球最高の利益を侵害すると認めたときはかかる行為の予防または中止並にその行為に依って生じた事態の除去につき指令を発しなければならない」こういうことなんですから、もしそういうように巷間伝えられておるような球団幹部の中に暴力団くさい者あるいはまた暴力団