1987-08-19 第109回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
○山田(隆)政府委員 ただいまも申し上げましたように、国際運賃というものが基本的にはそれぞれの発地国におきまして発地国通貨建てで決められるという現状から申し上げますと、為替レートの変更に伴いまして日本発の運賃、それから外国発の運賃を現行為替レートで換算した運賃との間で開きが出る、外国発の方が相対的に安くなるという方向別格差を生じるのはやむを得ないというふうに考えております。
○山田(隆)政府委員 ただいまも申し上げましたように、国際運賃というものが基本的にはそれぞれの発地国におきまして発地国通貨建てで決められるという現状から申し上げますと、為替レートの変更に伴いまして日本発の運賃、それから外国発の運賃を現行為替レートで換算した運賃との間で開きが出る、外国発の方が相対的に安くなるという方向別格差を生じるのはやむを得ないというふうに考えております。
(拍手)すなわち、現行為替レートを堅持することはもちろんでありますが、さしあたり現在の複雑な為替相場の建て方を簡素化して弾力性を持たせ、保有外貨の管理運用制度の円滑化をはかるとともに、今後重要輸入物資別に、これに対する外貨予算の運用の長期化、弾力化を検討いたしたいと考えております。
すなわち、現行為替レートを堅持することはもちろんでありまするが、さしあたり現在の複雑な為替相場の建て方を簡素化いたしまして弾力性を持たせ、保有外貨の管理運用制度の円滑化をはかりますとともに、今後重要輸入物資別に、これに対する外貨予算の運用の長期化、弾力化を検討いたしたいと考えております。
従つて、政府といたしましては、現行為替レートを堅持することは勿論、今後とも財政規模を圧縮し、金融引締めの基調をゆるめない方針であります。 併しながら、経済健全化政策は、終局において外国貿易の発展を図り、経済規模拡大のための基盤を育成せんとするものであります。
従つて、政府といたしましては、現行為替レートを堅持することはもちろん、今後とも財政規模を圧縮し、金融引締めの基調をゆるめない方針であります。 しかしながら、経済健全化政策は、終局において、外国貿易の発展をはかり、経済規模拡大のための基盤を育成せんとするものであります。
(拍手) 国際収支の均衡回復と物価引下げをはかるには、通貨価値の安定がまず必要でございまして、現行為替レートの維持がその大前提でなければなりません。しかるに、現在円の実勢レートは、一ドル三百六十円をはるかに下まわる五百五十円程度まで下落しておるありさまでございまして、そのために、為替の思惑取引は公然の秘密となつております。
最後に、為替政策の基本たる為替レートの問題について、この際、世上一部の臆測を一掃するために政府の所信を申し述べますが、現行為替レートを切下げることは百害あつて一利なく、政府としては飽くまでも現行為替レートを堅持する方針であります。 以上申し述べました財政金融政策に関連して、失業その他のデフレ的現象を過度に懸念する向きもありましよう。
現行為替レートを切り下げることは、百害あつて一利なし、政府としては、あくまでも現行為替レートを堅持する方針であります。(拍手) 以上申し述べました財政金融政策に関連して、失業その価のデフレ的現象を過度に懸念する向きもありましよう。また、逆に補正予算の編成及び金融引締め政策の後退等によつて、結局はこの健全化の方策が放擲されるのではないかと見る向きもありましよう。
現行為替レートは諸般の情勢から変更は困難でありますが、輸入に有利で輸出に不利であることは事実であります。他方硫安は全部が国内原料によつていますから、その輸出は国際収支面において外貨の純手取額が高いのであります。
又、小笠原大蔵大臣はドツジ・池田ラインの継承者であり、経済政策に関しても、国際通貨基金との間に現行為替レートを基礎とすることに決定したから、これを堅持すると説いておりますが、政府の掲げる低物価政策成功せず、コスト引下げの実が挙つていない今日、その貿易不振の実状を見て、経済界からはすでに、為替レートの引下げなしにポンド貿易の攻勢に対抗できないとの悲観説すら出て来ております。
めて不健全なる形において国際収支の均衡を保とうというような現われが非常に強く今度のすべての予算面にも現われておるのでありまするが、今我々が今後数年間における日本の歩みを考えるときに、このような不健康な状態が続けられておつたならば、日本はひどい混乱が生れて来る、或いは混乱から属領的な卑屈な国家になり下つて行くと思うのでありますが、この問題に関連いたしまして、小笠原大蔵大臣は、国際通貨基金との間に、現行為替レート
先般、国際通貨基金との間に、我が国通貨の平価は現行為替レートを基礎とすることに決定を見、今後とも我が国は、現行為替レートを堅持し、国際収支及び貿易の拡大均衡化を図つて参りたいと考えるのであります。又、過般又、政府におきましては、国際復興開発銀行からの外資の導入につき鋭意努力を重ねつつあつたのでありますが、電力設備の合理化のための融資につきましては近く実現を期待し得るに至りました。
先般、国際通貨基金との間に、わが国通貨の平価ば現行為替レートを基礎とすることに決定を見、今後ともわが国は現行為替レートを堅持し、国際収支及び貿易の拡大均衡化をはかつて参りたいと考えるのであります。また、過般来、政府におきましては、国際復興開発銀行からの外資の導入につき鋭意努力を重ねつつあつたのでありますが、電力設備の合理化のための融資については、近く実現を期待し得るに至りました。
然らば為替レートを変える、このことは国際信用上極めて重要なことでございまして、私どもは飽くまで現行為替レートは堅持すべきであると考えております。
私どもは現行為替レート、一ドル三百六十円をかえる意思は毛頭持つておりません、このことをはつきり申し上げておきます。これは対外信用もございますので、この点特に申し上げておく次第でおります。 凍霜害のことにつきましては、目下検討中でございまして、昨日申し上げました通り二、三日中に結論を得る、今、非常に急いでおりますから、明日中にも御返事でがきるかと考えておる次第であります。
更に今お話の中に為替問題についてのお尋ねがございましたが、これは現在の日本といたしましては、飽くまで現行為替レートを堅持しながら輸出競争力の培養に努めたい。かような根本方針の下に、輸出産業のコスト高についてあらゆる是正政策をとり、その引下げによつて国際競争力の養成に努めておる次第であります。
これがために、現行為替レートを堅持し、国内物価を国際物価に適応せしめ、全体として健全財政及び通貨安定の基調を維持して参りたいと存じます。財政、金融を通じて、施策の時宜に応じた弾力ある運営をはかることといたしておるのであります。
(二) 今後の国際経済に関する政策の基調は、現行為替レートを維持しつつ、友好諸国との経済協力を緊密にして、国際収支及び貿易の拡大均衡化を図り、我が国経済の自立と発展を達し、併せて世界経済の安定と向上とに寄与することにあるものと存じます。 我が国の国際収支は、引続き昨年も相当の受取超過を示し、今日外貨保有高は十一億ドルを超え、この一年間に二億ドル余の増加と相成つております。
今後の国際経済に関する政策の基調は、現行為替レートを維持しつつ、友好諸国との経済協力を緊密にして、国際収支及び貿易の拡大均衡化をはかり、わが国経済の自立と発展を達成し、あわせて世界経済の安定と向上とに寄与することにあるものと存じます。 わが国の国際収支は、引続き昨年も相当の受取り超過を示し、今日外貨保有高は十一億ドルを越え、この一年間に二億ドル余の増加と相なつております。
わが国当面の経済政策の根本は、現行為替レートの線に沿つて、物価の安定をはかることに置かなければならぬことは当然であります。このために国際物価水準より二、三割も高いわが国の物価を、設備の近代化、企業の合理化、一部産業に対する国家の補助政策、あるいは二重価格制度を採用することによつて引下げるべく全努力を傾けなければならぬのであります。