1975-06-17 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
現行最低賃金制度は、四十五年から開始された年次推進計画というのがあって、四十九年度末でほとんどの労働者に最賃が適用される情勢になったと聞いております。また地域最賃も宮城県を残すだけということを聞いておりますけれども、そういう立場から考えてまいりますと、いわゆる現行の最賃法というのは一応の目標を達成しつつある。
現行最低賃金制度は、四十五年から開始された年次推進計画というのがあって、四十九年度末でほとんどの労働者に最賃が適用される情勢になったと聞いております。また地域最賃も宮城県を残すだけということを聞いておりますけれども、そういう立場から考えてまいりますと、いわゆる現行の最賃法というのは一応の目標を達成しつつある。
これでは正しい意味での雇用政策、労働者がほんとうに安心してその能力を発揮できるという政策を実施しようとするところの雇用の対策上から見まして、現行最低賃金制度というものは将来支障を来たすであろう、こういうふうに考えますので、いまの大臣の答弁からも明らかなように、私どもきわめて不満ではありますけれども、四十一年度までは現行最低賃金法に基づいて云々、こういうのが現在の状況であり、したがって新しい最低賃金制度