2016-04-28 第190回国会 衆議院 本会議 第29号
現に、平成二十二年の大規模国勢調査人口をもとにアダムズ方式で配分すると現行定数よりも減員となる都道府県が、平成三十二年の推計人口に基づく定数配分では再び増員となり現行定数に戻る、いわゆる出戻りの可能性が高いとの試算が示されております。 選挙制度は、言うまでもなく、主権者たる国民がその代表を選ぶ極めて重要な制度でございます。
現に、平成二十二年の大規模国勢調査人口をもとにアダムズ方式で配分すると現行定数よりも減員となる都道府県が、平成三十二年の推計人口に基づく定数配分では再び増員となり現行定数に戻る、いわゆる出戻りの可能性が高いとの試算が示されております。 選挙制度は、言うまでもなく、主権者たる国民がその代表を選ぶ極めて重要な制度でございます。
○國重委員 民進党案では、平成二十二年の大規模国勢調査に基づいてアダムズ方式を導入することになっておりますが、この場合、現行定数よりも減員となる都道府県が、これは本会議でもこのことを取り上げられましたけれども、国立社会保障・人口問題研究所による平成三十二年の将来推計人口による定数配分では再び増員となり、現行定数に戻る可能性が高いとの試算がされております。
調査会答申の資料には、定数二百八十九の場合、アダムズ方式による都道府県への議席配分試算として、現行定数から平成四十二年の将来推計人口による各都道府県の配分数の一覧が記載されていますが、定数が十以上、人口五百万人を超える九つの都道府県の定数を、現行と平成四十二年とで比較してみると、百四十から百五十一に増加し、人口集中するその九都道府県だけで全体の定数の五二%を占めることになります。
加えて、調査会の答申に沿って、比例代表の各ブロックの定数配分についてアダムズ方式にすることにより、最も定数の少ない四国ブロックについて、現行定数の六をかなり長期にわたり維持することができることとし、比例代表の持つ民意反映機能を弱めることがないような工夫をしております。
また、結果といたしまして、アダムズ方式で定数を配分いたしますと、最も定数の少ない四国ブロックについて、現行定数の六をかなり長期間にわたり維持することができる見込みであります。比例代表の持ついわゆる民意反映機能が維持されるものとなっていることを申し上げておきたいと存じます。 アダムズ方式を導入することで小選挙区を維持するつもりかとの趣旨のお尋ねがございました。
多分、現行定数がぎりぎりだと思います。ですので、定数削減ということは困難になろうかと思います。特に、半数改選というのを維持するのであれば、最低限現行定数ぐらいは必要、あるいはもうちょっと多い方がよろしいかもしれません。そういったことが留意点としてあるかと存じます。
少なくとも、現行定数のもとでは、都道府県単位の選挙区選挙は民意を反映しない制度にならざるを得ないのではないのか、そういう認識をお持ちかどうか、発議者の方にお尋ねをいたします。
選挙制度協議会においては、平成二十六年五月三十日の第二十回協議会までに、現行憲法下で検討を行うこと、現行定数を念頭に置き検討を行うこと、及び平成二十四年十月の最高裁判決にのっとり検討を行うことの三点について合意いたしました。
このように、消防庁は、従来から企画立案業務に加え、大規模災害、特殊災害、有事、テロ等に対する運用調整も担うこととされ、その役割は質量ともに飛躍的に拡大しているところでありますが、現行定数は百十九名であり、万全な初動態勢や広域調整等に課題を抱えているところであります。こうした責務を十分に果たすため、消防庁の組織体制の一層の充実強化が必要と考えております。
北海道が、現行定数が八人でありますが、十八人を基礎配分すると十一人だ、三十五人を基礎配分すると十四人。私の出身である九州は理想的なところでありまして、いろいろなことをやっても変わらないという結果になっていますが、見ていますと、恐らく各県一人配分をやめれば、都市部の方はほとんど定数がふえます。
まず、定数についてでありますが、参議院の議員定数の人口に対する比率は、二院制をとる外国と比較して多過ぎることはないし、憲法制定当時、参議院の定数を衆議院の定数の三分の二内外とする旨の議論があり、また全国民を代表して衆議院とほぼ同様の権限を有している参議院の委員会審議の現状等からすれば、現行定数が多過ぎるという議論には根拠がないのではないかと思いますが、この点についていかがでしょうか。
増員要求は、来年度は二千七百七十五人、今後数年間で現行定数を一万数千人ふやしたいということが新聞などに載っております。 〔委員長退席、理事鹿熊安正君着席〕 私は、これはある意味で警察焼け太りだと思いまして、国家公務員が今非常に人員削減がなされる折、警察官のみかように大幅な増員要求をされていることをいかがかと思いますが、どうでしょうか。
政府の送付案は、小選挙区二百七十四、比例代表二百二十六の計五百であり、現行定数の五百十一よりはわずか十一減少しております。しかしながら、五百十一という現行定数は、附則で当分の間認められた暫定定数であり、公職選挙法の本則が定める衆議院の定数は四百七十一なのであります。これまで数次にわたり定数是正を行う際に安易に総定数を増加したことで調整してきたツケでしかありません。
現行定数によります一票の格差は、御案内のように、東京都第八区と千葉県第四区との間において一対三・三八倍となっております。改正案におきましては、これが愛媛県第三区と東京都第十一区との間において一対二・七七倍となっているところでございます。愛媛県第三区は議員一人当たりの人口は十四万六千九百十人でございまして、奄美群島区の議員一人当たりの人口十四万二千八百三十四人との差は約四千人でございます。
九増十減案については、現行定数が違憲状態にあり、これ以上放置しておくことが許されないことから、抜本是正に至る緊急措置としてやむを得ないと考える。 以上でございます。(拍手)
――――――――――――― 五月二十日 政治資金制度及び選挙制度等の改善に関する陳 情書外八件 (第九二号) 小選挙区制導入の新たな策動に反対し定数抜本 是正に関する陳情書 (第九三号) 選挙制度の改正を初め政治改革の早期実現に関 する陳情書 (第九四号) 六月十五日 小選挙区制の導入反対に関する陳情書 (第二一九号) 衆議院議員の現行定数堅持に関する陳情書外三 件 (第二二
また、首相は現行定数でも解散権は行使できるという見解を述べていますが、裁判所の判決でも多くが違憲状態と述べている中で解散総選挙というのは、憲法を踏みにじる暴論と言われても仕方がないではありませんか。 これらの点について明確な答弁を求めるものであります。
総理は、三倍を超えた現行定数の抜本是正について、選挙制度の抜本改革の中であわせて行う旨繰り返し言明をしてこられました。ワンマン。ワンボード・ワンバリュー、すなわち一票等価の原則こそ議会制民主主義の大原則であります。一人が二票を持つことはこの原則に反する。したがって、格差は二倍未満、第八次審の答申の基本的な考え方もそうであったと思うのであります。
そういう中にあって裁判官というのは特に現行定数の中でも容易ではないのでないか、こう思っているものですから質問するわけでありますが、最高裁の事務総局の裁判官、特に判事、判事補が事務総局に出向しているという例は、何人ございますか。
今月発表になる国勢調査の速報値による現行定数の格差は、最高裁が違憲状態とする三倍を超えることは明らかであります。前回の国勢調査による抜本的定数是正の国会決議があるにもかかわらず、今日まで実行してこたかった責任の多くは政府・自民党にあると言わざるを得ません。
坂田議長の見解は四項目、現行定数五百十一は変更しない。選挙区間議員一人当たり人口の格差は一対三。三項として、小選挙区制はとらないものとする。四項として、六十年国調の確定値が公表された段階において速報値に基づく定数是正措置の見直しをし、さらに抜本的改正を図ることとする。小選挙区制をとらないこととするということがはっきりと打ち出されました。 そして与野党の協議が始まりました。
このような状況の中で、国会のみが現行定数を漫然と維持することは、国民の政治への信頼の観点から考えましても、許されることではないと考えるのであります。