1986-05-09 第104回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第3号
こういう関係の中で「現行単価決定方式の継続は問題と主張している。」まではいいのだけれども、結果的には相手が引き取らないと言えば、これはいわゆる二千万トンあるいは千七百万体制というのは見直さざるを得ないのではないかという言葉に尽きるわけですね。
こういう関係の中で「現行単価決定方式の継続は問題と主張している。」まではいいのだけれども、結果的には相手が引き取らないと言えば、これはいわゆる二千万トンあるいは千七百万体制というのは見直さざるを得ないのではないかという言葉に尽きるわけですね。
もともとこういう機関ができましたのは、福田先生も御承知だと思いまするが、医療担当者側から現行単価決定の際に、もう少し医療担当者が構成メンバーの上におきまして重きを占めるような特別な審議会をつくつてほしいという申入れがあつたのでありまして、それにこたえまして設けられたのであります。
そのほかに医師の純世帯支出、個人の生活を維持して行きますために必要な世帯支出と税金とを加味いたしました総額、これが現行単価決定の基礎になつております数字が五万七千九百九十一円、これは一カ月の一診療機関当りの総経費でございます。
もしも現行単価決定の基礎になりましたその数字を是認してかかる……(滝井委員「一応是認していなければ話にならぬでしよう」と呼ぶ)私どもは是認をしてかかつておりますので、先ほど申し上げたようなことになると思います。つまり是認をしてかかつておるということは、この単価をきめた当時の条件としては妥当であるというふうになるわけであります。
なお単価をかえることの問題が大きいと申しますのは、そうした問題のほかには、単価それ自身をどういうふうな材料でどうきめて行くかということにまた大きな幅の広い議論があるわけでありまして、この点は現行単価決定の際のいきさつを見ましても御承知のようなことでございます。
特に具体的な問題といたしましては、現行単価決定の跡始末と申しますか、善後措置として設定せられました臨時医療保険審議会というのが、現在審議を継続いたしておりまして、すでに長い間審議を続けておるのでありますが、考え方といたしまして、私どもは現行の単価そのものがき凍りました直後に、根本的に再検討をすべきであるという建前から、現在の臨時医療保険審議会というものが設けられておるのであります。