1975-02-26 第75回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
これを見ますと、最後の十三に、「現行公営競技の根拠法が異なっているため、各種公営競技間に均衡を失している点が少なくないので、所管各省においてこれを是正するよう努力する。」と、こうなっているわけです。さっきお話聞きましたら、三十二年の法改正というお話です。それ以後出た答申。
これを見ますと、最後の十三に、「現行公営競技の根拠法が異なっているため、各種公営競技間に均衡を失している点が少なくないので、所管各省においてこれを是正するよう努力する。」と、こうなっているわけです。さっきお話聞きましたら、三十二年の法改正というお話です。それ以後出た答申。
いま次官も御答弁になりましたように、この答申では、「現行公営競技の存続を認め、少なくとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度とし、その弊害を出来得る限り除去する方策を考慮した。これがため、おおむね下記の線にそう必要な改正を加えることが望ましい。」と、具体的に十三項目の指摘をしているわけです。
これはむしろあなたのほうで読み上げていただきたいと思うのだけれども、まあ私が読み上げますが、「本調査会としては現行公営競技の存続を認め、少くとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度とし、その弊害を出来得る限り除去する方策を考慮した。」そういう答申が出ておりますね。
従って、公営競技に関する今後の措置に関しては、代り財源、関係者の失業対策その他の方策等を供与せずに公営競技を全廃することはその影響するところ甚大であるのみならず非公開の賭博への道を開くことになる懸念も大きいので、本調査会としては現行公営競技の存続を認め、少なくとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度とし、その弊害を出来うる限り除去する方策を考慮したい。」、こういうことを言っております。
これは基本的な考え方なんですが、「本調査会としては現行公営競技の存続を」認める。しかし「少なくとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度」とする。そして「その弊害を出来うる限り除去する方策を考慮した。」こういう趣旨なんですね。これは存廃を議論しておるのですから、廃止するまでに至らないが、しかしこれ以上奨励しない。そして残す以上は悪い点は直せ、これが公営競技調査会の報告なんです。
○渡辺勘吉君 この答申の最後についてお伺いしますが、「現行公営競技の根拠法が異なっているため、各種公営競技間に均衡を失している点が少なくないので、所管各省においてこれを是正するよう努力する。」こう答申をしておりますが、これが一体関係各省でどのように是正されておるのですか、その点をお尋ねします。
討論に入りましたところ、日本社会党を代表して大倉委員より、現行公営競技は、かわり財源その他の措置を講じて、すみやかにこれを廃止すべしとする立場から反対する旨の反対意見が、また民主社会党を代表して田上委員より、公営競技の弊害を除去してその健全化をはかろうとする思想に異論はないが、そもそも公営競技は社会的に好ましくない影響を与えているので、すみやかにこれを廃止すべきものとする立場から反対するとの反対意見
○田畑金光君 それで、私率直にお尋ねしますが、公営競技調査会の答申を見ましても、その前文の中では先ほどもちょっと読み上げましたが、「本調査会としては現行公営競技の存続を認め、少なくとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度とし、」こういうことを明確にうたっておるわけですね。
○田畑金光君 ちょっと自治大臣に一、二お尋ねしたいと思いますが、今、岡委員の質問で自治大臣の考え方は一応わかりましたが、競輪の存廃についていろいろな意見があるわけで、こういう点も含めて昨年の七月公営競技調査会会長の長沼弘毅氏の名で政府に答申が出ておりますが、その答申を見ますと、前文の中で、「本調査会としては現行公営競技の存続を認め、少なくとも現状以上にこれを奨励しないことを基本的態度とし、その弊害を
○政府委員(森茂雄君) 「現行公営競技の根拠法が異なっているため、各種公営競技間に均衡を失している点が少なくないので、所管各省においてこれを是正するよう努力する。」という御答申がございましたが、これはいろいろそれぞれの発生といいますか、経過といいますか、そういう点が非常に違っておるわけであります。
次に、内閣提出、自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案は、現行公営競技の存続を認め、その弊害をでき得る限り除去する方策を考慮すべきであるという公営競技調査会の答申に基づいて、所要の改正を加えるために提出されたものであります。
○田中(武)委員 これは通産省及び小平総務長官、それから長沼会長三人にお伺いすることになろうと思うのですが、この答申の十三項に「現行公営競技の根拠法が異なっているため、各種公営競技間に均衡を失している点が少なくないので、所管各省においてこれを是正するよう努力する。」こういうように出ておるわけです。